テニスとLIVEで生きています

テニスとLIVEしか生きる楽しみが無いJDのブログです。

ブレイクスルーは突然に200302

相変わらずサーブ迷宮の深い階層に潜り込んでいる。

フォアハンドやバックハンドで得たフィードバックをサーブにも活かそうと思っているのだが中々上手く行かない。

そして打ち方変えて光明か見えたかな?と思った先日の試合ではダブルフォルトの嵐。

ダブルフォルトの仕方も惜しいとかの次元じゃなくて、カショ、パサっ、という一番情けないダブルフォルト

完全にテンパってしまい他のプレーもガタガタ。

こんなに崩れてしまったのは数カ月振り。

いったい何年テニスやってるんだろう?と酷く落ち込んだ次第。

そんな風に感じつつテニスをしていたらあることに気付いた。

トスが全く安定しないから最近はトスをなんとかマシにする方法を編み出した。

あとはフォアハンドの左手の外側にボールを置く意識をサーブにも応用。

トスを高くして左手の先で打つ。

そしたら見えたことがある。

左手よりもボールが左側に入ってしまうと力が伝わる打ち方が出来ない。
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スピンサーブを打とうとして左手よりも左側にボールが入ってしまう経験をした人って沢山いるんじゃないかな?

左手よりも左側にボールが入ると体のチカラを伝えることは全く出来ず下半身からのチカラは遮断されて手打ちしか出来なくなる。

 

左手の位置やちょい右で打つならば体のチカラをスムーズに伝えることが出来る。
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今までどうなったらチカラが伝わるかわからず打っていた。

トスもアッチコッチに上がり過ぎてたため良い時と悪い時は何が違うのかがわからなかった。

打点も何処が正解なのかわかって無かった。

 

ここにきてトスの位置というものが明確になった気がする。

このトスの位置の指標があれば、漠然と上げていたトスも『ここに上げる』って明確になるし、打点も左手の先と明確になる。

これに気づいたのは昨日のテニスの終わりの時点。

意識してみたら非常に良かった。

 

これは遂にサーブのブレイクスルーな気がする。

 

 

ブレイクスルーは突然に200225

左手が超重要。

左手の外側にボールが来るようにして打つを意識するとあることに気付く。

ボールが左手よりも遠くにあるのに上手く当たらない時。

今までは打点が近くてミスが多くてミスの要因がしっちゃかめっちゃかに混合されていたから気付かなかった。

打点を遠くにして感じる違和感。

なんだこれは?

意識を違和感にもっていくと感じる。

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スイングの方向と飛ばしたい方向にズレを感じる。

そのためまともに当らず違和感を感じる。

どうも逆クロス畑で育ってきたためにインサイドアウトで振る癖があるみたいだ。

順クロスに飛ばしたい時もズレが生じてモヤモヤする当りになっていることが多い。

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以前に外からラケットを入れる意識のアウトサイドインを試したことがあった。

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順クロスが劇的に改善されたが逆クロスが致命的にまともに打てなくなった。

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逆クロスが全く当たらない。
そのため迷路に迷い込んでいた。

 

そしてここに来てふと思う。

もしかして・・・

打ち方って一つじゃない???

順クロスも逆クロスも正解の打ち方は一つであって、打点での体の向きで飛ばす方向を決めてやるもんだと思っていた。

 

クロスに打ちたい場合

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逆クロスに打ちたい場合

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なかなかうまくいかないんだなこの方法。

 

そして今回の違和感から意識を変えてみた。

 

クロスに打ちたい場合

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逆クロスに打ちたい場合

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これを実践してみると非常に楽に打てるようになった。

当る感触とイメージが一致する割合が桁違いに上がった。

以前のブレイクスルーの左手と軸足で打ちたい方向に壁を作るがあったが、自分に余裕が無いとその体制を作るのは難しいというか無理。

今回の方法は比較的楽に出来るが再現性、伝導性、精度がすさまじく上昇した。

対戦相手が8人くらいでも再現率が高かったから一過性のものではないだろう。

正解の打ち方ひとつがあれば全てに対応できるというのではなく、適材適所で様々な打ち方があるのだろう。

今回は技術的なブレイクスルーもあるが、長年テニスをやってきて凝り固まった固定概念が解れたこともブレイクスルーだろう。

 

そして再現率が高くなると今まで気付けなかったことに気付けるようになる。

回り込みのフォアハンドをジャンプして叩き込もうとすると体が廻り過ぎてしまって打点がずれることが多い。

以前からそうなることが多いと感じていた。

どんぴしゃで当る場合もあるから修練不足だろうと思っていた。

しかしながら逆クロスではどんなに全力でジャンプしてもだいたいクリーンヒット出来る。

左手よりも打点を外側に出来ればほぼジャストミート。

でも左手よりも打点を外側にしても順クロスや廻り込みのストレートはまともに当らない率が高い。

そして気付いた。

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逆クロスはスイングの方向に押出すように打つ関係上体が廻りにくい。

 

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対してクロス系はスイングの方向に合わせて体が廻ろうとしてしまう。

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体が廻ることでスイング方向と打ちたい方向にズレが生じる。

練度と技術不足だと思っていたけど非常にミスに繋がり易い危険なショットであるんだ。

逆クロスのノリで打ってはいけないショット。

ジャンプせずに体の廻りを抑えてシャープに打つショット。

決して逆クロスのように全力で打てば良いというショットじゃないんだ。

 

今回のブレイクスルーは本物な気がする。

ブレイクスルーは突然に200217

幻であった神のフォアハンド。

期待が大きかっただけにぶっ壊れはショック。

そして何がいけないのか考えた。

前回ダメだったのはほとんどが打点がまともに取れてない。

バックハンドは打点が近くなり過ぎたりしないで適切な距離感でほとんど打てる。

対してフォアハンド。

特に右側に動く距離感が非常に宜しくない。

一旦後ろに入ってから前にということが出来ない。

激しく横に振られていれば致し方無しなのだけど、スライス等の滞空時間が長い相手のショットでも右に横移動で動いてオープンスタンス。

神バックはちゃんとボールの後ろに入ってから後ろから前に打てている。

要するにボールの後ろに入れていない。

横移動だけだから距離を合わせるのが難しいのだろうか?

後ろに入ってから前に動けば適切な距離感で打てるのだろうか?

 

そしてある事実が浮かび上がった。

最近は何故か不明だが左手を出すと球が安定するように感じる。

左手でボールとの距離感を測っているのだろう。

だがしかし静止状態で左手と右手をフォア側に出してみると想像以上に左手の先にラケットがある。

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左手で指標にしても打点はその先だ。

だから距離感が良くわからない。

このように考えていた。

 

そしてふと思った。

あれ?

実際に打ってる時って違うよね??

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肩をしっかりと入れたテイクバックが上の図。

そこから肩が入れ替わって前の方で捉える。

するとどうだろう?

ほぼほぼ左手からボール一個。

これなら明確に打点を左手で捉えることができる。

ずっと一番上の画像のような距離感だと思っていたために目から鱗だ。

これでイメージとリアルの乖離が少なくなるはずだ。

距離感さえちゃんと掴めれば・・・

 

ブレイクスルー間違いないっしょ!!!

 

ブレイクスルーは難しいよ200212後記

banbansuzuking.hatenablog.jp

軸足と左手で壁を作る。

これ自体は大変有用である。

しかしながら相手が少し強くなった時に足の入れ方を考えている余裕が無い。

足の入れ方よりも大切な左手がおろそかになってしまう。

左手だけを意識すると無意識下で左手よりも打点を遠く取ることが出来る。

左足を意識することで左手が疎かになり打点が近く成り過ぎる。

横振りをやめて縦振りにしたことで打点が近くなっても対応できるかと思っていたけど、やっぱり打点は遠くないと窮屈になって打てない。

まぁ当たり前過ぎることだけれども。

 

だからと言って左手だけを意識しているとチャンスの時にブレが生じる。

チャンスの時は攻める時。

攻める=コースを狙う。

コースを狙う=ずれた時はミスに直結

攻める時は軸足で打ちたい方向に壁を作ってやるのが非常に有用。

 

とりあえず意識すべきは左手かな。

 

 

サーブ

後ろから前の意識は非常に良い。

ここで今の俺だから気付くことなんだけど、横振りの意識では無く、後ろから前でも体は開くということ。

後ろから前ならば体の開きは関係なくなると思っていたけど体は開く。

開くのを左手で抑えてやると綺麗に当てることが出来る。

横振り意識よりも確実に安定度は増した。

 

とりあえずフォアが想定内だけど急降下してテニスってやっぱり難しい。

 

ブレイクスルーが大当たり200212

前回のブレイクスルーで左手が超重要と書いた。banbansuzuking.hatenablog.jp

確かに超重要であることは間違いないとは思う。

しかしながら当社比神※のバックハンドと比べるとちゃんと当たる率が段違い。※当社比神=スピン量は少ない、高い球は打てないけど神

 

何かが違う。

神バックハンドとの違いをトレース比較してみるとあることに気付いた。

 

軸足の向き

神バックハンドの軸足と打球方向

 

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打ちたい方向に対して壁のように直角になっている。

 

フォアハンド

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バックハンドのような壁は無い。

なんでこんなことになっているかというとオープンスタンスを採用し始めた20年前。

つま先は前に向ける。

これに尽きる。

誰が言ったか言ってないかもしれないが愚直にオープンスタンスはつま先を打球方向に向けて体を捻じることでパワーが産まれると思ってやってきた。

そして前回のブレイクスルーから。

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左手は打ちたい方向と直角にとっていたが軸足は図のようなまま。

これを神バックハンドのようにしてみた。

 

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左手と右足で打球方向に足して壁を作るイメージ。

これを実践してみたら凄まじい効果を発揮した。

えっ?

こんなに即効性出る??

過去にも軸足で壁を作るを意識したことがあった。

しかしなんだ?

それに左手を加えてスイングを縦に振るようにした結果。

神フォアハンド。

今までの苦労はなんだったのだ?という程に簡単に打てる。

細心の注意を払って打っていたのに上手く当たらないとかあったのが、そこまで神経使わずに打っても厚い当りでスピンがアホみたいに掛かって打てる。

意識していることは左手と右足で壁を作って縦にシャープに振る。

これだけ。

見ていた人や対戦相手に聞くと前よりも捻りが大きくなっているとのこと。

ん???捻ってるつもりはまったくない。

むしろつま先を前に向けていた時のほうが捻じれを体幹していた。

軸足を横に向けることで体全体が横に向いて懐が深くなったことで捻られてると感じるようだ。コースが読みにくくなったとのこと。

不思議なもんだ。

 

フォアハンドはガシャリ率が高くて、何年テニスやってんだよってくらいガシャリ率が高かった。

出来るようになってから考えてみるとそりゃそうかとも思う。

体の向きに対して一番自然にラケットを振れるのって図の軌道。

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今までやってきたフォアハンドは下図

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打ちたい方向と体が打ち易い方向の乖離。

それを防ぐために左手で体の開きを抑えて打ちたい方向に飛ばそうとしていた。

しかし自然じゃない動き方には無理がどうしても生じる。

打ちたい方向と体が打ち易い方向のイメージがズレているんだからガシャリが多いのも納得だ。

 

この左手&軸足論でシングルスを4セット程やってみたけど、慣れる程に炸裂していった。

こんなにフォアハンドって簡単だったのか。

往々にしてテニスって翌週になったら、

『こんなはずじゃない!!!先週の絶好調はなんだったんだ!!!』ってことが多くあるんだけど。

今回のは完全なるブレイクスルーの予感だ。

 

そしてフォアハンドがブレイクスルーして如実に弱さが浮き彫りになったのがサーブ。

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スピンサーブを打つに当って面が向いている方向が飛ぶ方向で振る方向とは全く異なる。

これが非常に苦手である。

ストロークは振る方向と飛ぶ方向が完全に一致。

ボレーもペースのあるボールを送るには振る方向と飛ぶ方向は一致。

 

スピンを掛けるために振る方向と飛ばす方向が一致しない。

フェデラー大先生も完全に横に振っているように見える。

捻る

捻じりが埋まれる

 

 

 

 

 

でも俺には振る方向と飛ぶ方向が一致しないのに厚く当たるイメージが湧かない。

 

そしてふと思う。

フォアハンドも傍から見たらクソワイパースイングに見えるけど、内部意識的には完全に後ろから前に当てに行ってワイパーにするイメージなんて全くない。

ワイパーフォロースルーは当った後に体に任せてスイングを逃がしている結果。

ってことはサーブもフォアみたいに当てて行くのが正解なのかもしれない。

フォアみたいに後ろから前に下から上に当てて、回内を伴うフォロースルーが横振りに見えるだけ。

 

もしかしたらこれがサーブのブレイクスルーかもしれない。

 

ブレイクスルーは突然に200203

日曜日のテニス。

とりあえずラケットを縦に使うことを意識。

縦に使うにはテイクバックをコンパクトにして打点を前に。

アップのミニテニスの時点でバックハンドは神。

俺のバックハンドは神。

高い球は打てないけどとりあえず神。

 

そのレベルで安定していた。

それに比べてフォアハンドときたら・・・

カス・・・

超絶カス。

バックハンドは10発打ったら9発は思い通りのフィーリングなのに、フォアハンドは10%くらいかな・・・

とりあえず下手糞が過ぎるから、今日は最初からコンパクトにヘッドを落とす打ち方を試みる。

その後のロングラリー。

最初からコンパクトにヘッドを落としてるのに上手く当たらない。

振り遅れる。

当る時もある。

 

団体戦の1試合目はそれなりの出来。

2試合目は一人が左利きでサーブをスライス回転とスピン回転を俺のフォア側に回転量多めで緩く打って来た。

全く対応できない。

上手く当たらない。

コンパクトにヘッドを落としてそれを当てるだけなのにそれが出来ない。

 

もう一人は右利きだけど回転量の多い遅いスライスサーブを俺のフォア側に打って来た。

ほぼほぼ対応出来ない。

上手く当たらない。

リターンを返してもフォアの浅いところにボレーをコントロールされててんてこまい。

 

何故だ???

何故に小さいヘッドダウンから当てることすら出来ないのだ・・・

この試合で自分なりに感じたのはオープンスタンスになってしまって下から上のスイングをしていた。

この間のブレイクスルーで左肩と左手で壁を作ってやるって書いたのになぁ。

この試合は完全に俺のフォアリターンミスやその他のミスで負けた。

 

試合を見ていたチームメイトに聞いてみる。

聞いてみた人は女性でコンパクトなテイクバックから綺麗に力をボールに伝える選手。

まさにマシーンのようなテニスで非常にスマート。

俺もあんな風に打ちたい。

彼女曰く、テイクバックが大き過ぎる。

なんだと・・・

テイクバックを小さく、ヘッドダウンをコンパクトにしてるだけのつもりなのに一体全体何が???

俺のイメージとリアルを彼女に聞いてみた。

 

イメージ

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この状態からリアルがどのようになっているかラケットを動かして貰った。

 

リアル

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糞過ぎる・・・

イメージとリアルの乖離が大きい程にテニスは上手くいかないスポーツなのに糞が過ぎる。

癖なのかな?

癖だったら意識を強くして矯正していかねば。

 

その次の試合は県大会本戦ペアで見るからに強そう。

実際に戦ってみても非常に強烈だったのだが喰らいついていけた。

フォアの浅いところに緩くて跳ねない球をコントロールされたりはしない。

リズムの合う強烈なスピン系のボールが主体だ。

 

二戦目は全く対応できなかった。

三戦目はかなり良いプレーが出来た。

この違いは相手の球質の違い。

 

三戦目でも、あぁ今引き過ぎてしまったって場面が二度程あった。

引き過ぎてしまうと縦振りできずに横にしか振れない。

まぁ、横振り人生も長いから、横振りでも必ずミスするわけじゃない。

 

そして考えた結果。

二度引き

三戦目の強烈な球はリズム良く打てて、二戦目の遅くて回転の掛かった球は全く打てなかった理由はこれだ。

三戦目は球が強烈で対応するのにいっぱいいっぱいだったため二度引きしている余裕が無かった。

二戦目は球自体は遅かったため無意識下のうちにテイクバックを大きくする二度引きが発生してたのだろう。

あんなに遅い球なのに振り遅れたのも不可解なんだが、直前までコンパクトを意識していてギリギリで二度引きするもんだから、そりゃ振り遅れも発生するし間に合わなくもなる。

そして自分では全く引いていないつもりだったのに大きく引いているという第三者の観察にも納得。

 

んじゃあ、どうしたら二度引き防げるのさ???

あれだけコンパクトに引かないって意識しても打つ直前に二度引きしてしまうのだから意識だけじゃ防ぎようがない。

 

絶望感に苛まれる。

こういう時は出来ているところからパクる。

そう、俺の神バックハンドと何が違うかを比べるのだ。

 

とりあえずゆっくり素振りをしてみる。

なるほど・・・

神バックハンドは右手が邪魔過ぎて物理的にテイクバックもヘッドダウン時も大きく後ろに引けない。

 

なるほどなぁ、物理的に出来ない。

物理的に出来ないから神バックハンドが成立しているのか。

ということはだ・・・

フォアも両手で打てばいんじゃね???

両手フォアにしてみると当然物理的に引けなくなる。

しかしグリップはどう持つの?

右手が下で左手が上は違う気がする。

 

右手が上で左手が下の両手バックのフォアバージョンは違和感はない。

けど不器用な俺にフォアとバックでのグリップチェンジとかてんやわんやで無理だろう。

そして両手で握ってあーだこーだやってる時に気付いた。

左手が前へ倣えの形になっていると面を開いて引くことが非常に困難であることに。

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シャラポワの画像のように手を前に出していると面を開いて後ろまでテイクバックすることが出来る。

対してフェデラーのように左腕を胸のラインと直角にした状態から、ラケットを後ろに開いて大きくテイクバックするということが出来ない。

出来ない

やって貰えればわかるのだけど、左手がフェデラーのように出ている状態でラケットを後ろに開こうとすると、何故かはわからないが肩甲骨なり肩なりが突っかかって引けないのだ・・・

なんだこれは???

左腕がこの形になっていると出来なくなる動作があるなんて・・・

これって・・・

左腕をしっかりと前へ倣えポジションにしておけば強制的に大きく引けないってことじゃん。

大きく開いてテイクバックして横振りで打ってきた俺には願ってもない魔法の技術だ。

 

世間で言う左手の役割ってのは、

『肩を入れてボディターンをしてテイクバックをすることでパワーの源をしっかりと作る』

これだろ。

今まで左手を使うというのはずっとこういうことだと思っていた。

しかしトッププロがほぼ全員がやっていると思われる左手の使い方に引き過ぎを強制的に防止する役割が備わっていたとは・・・

 

左手を出すだけ

 

これは完全なるブレイクスルーだw

左手を出すだけで物理的に面を開いたテイクバックが出来なくなるとは・・・

まさにブレイクスルーは突然に。

 

※神バックハンドはあくまで当社比です。

ブレイクスルーは突然に200127

前回のブレイクスルーで縦にラケットを使うと当りの厚さの安定度が桁違いに上がることを学んだ。

banbansuzuking.hatenablog.jp

シングルスをやっても安定してラリーが展開できる。

そしてダブルス。

アドサイドでのフォアが全然打てない。

こないだの試合でも3-5相手サーブでフォアのリターンを2本ミスして負けた。

縦振りを覚えた俺に問題は無くなったと思っていたのだけどアドサイドのフォア・・・

特に低い球。

シングルスだったら迷わずバックハンドで打つ球なんだが、ダブルスだとフォアで打たざる得ない球。

何が出来ないって縦振りが出来ない。

何度かミスを重ねてるうちにわかったことは横振りになっている。

はてさて?縦振りにしようとしているのに横振りになってしまうのは如何な問題があるのだろう???

バックハンドは非常に良い。

縦振りを覚えてからというもの厚い当りで自分の思ったように打てる割合が格段に上がっている。

フォアとバックを比べてみると肩の入り方と体の開き方が全然違う。

世間一般と同じくバックハンドはしっかり肩が入り、右手の制約があるため意識せずとも体が開かない。

なるほど、ではフォアは???

縦振りとフォアがどうなっているのか意識して打ってみると驚きの事実が・・・

アドサイドからの逆クロスだと全く肩が入らず最初から体が開いている。

シングルスで打つ機会が多いクロスは自動的にある程度肩が入るからシングルスでは気付かなかったみたいだ。

体が開いていると横振りのスイングになり易い。

そして縦振りをしようとすると壁が無くてスイングのガイドラインが全くない。

バックは右肩でしっかり壁が出来るから体の前を通してやると綺麗に縦振りが出来る。

体が開きまくりのフォアはガイドラインが無くて不安定の極み。

ちょっとずれると当らなくなる。

 

ということは・・・

左肩で壁を作ってやって体の開きを抑えてガイドラインを作ってやればいいんだ。

 

左肩と左手で壁をしっかり作ってやると非常に縦振りスイングがし易くなって、プレー中の安定度が格段に上がった。

これってブレイクスルーじゃん!!!