テニスとLIVEで生きています

テニスとLIVEしか生きる楽しみが無いJDのブログです。

ハイブリッド

昔マルチを試した時の感覚は、強打した時のマルチのやわさしか印象に残っていなかった。

入力したエネルギーがストリングが伸びることに使われてしまい、ボールに伝わっていない感覚。

だから柔らかいストリングは俺的却下だった。

ポリも柔らかいポリよりも硬いポリのほうが好みで、それに合ったのがトアルソン サーマックス。

ネット見ると柔らかいとかあるけど、どう考えても硬いだろ???

って思ってたのだが、サーマックスは鈍さの極みのような応答性でボフンボフン言ってる。

これを柔らかいと取れば確かに柔らかい。

そして調子の良い時に強打した時の打ち応えは他のポリには代えがたいものがあった。

サーマックスのロールが無くなり、ストリングマシンを導入し、テニスの技術が向上した。

ためしに張ったミクロスーパーの弾きと飛びに感銘を受けた。

サーマックスと打ち比べると遥かに楽。

ミクロスーパーはニュートラルショットが飛ぶ。

バウンド後もボールが活きてる。

ミスショットはアウトしやすくなる。

サーマックスではニュートラルショットがとりあえずコートに収まる。

バウンド後のボールは死んでいて、弱弱しい。

技術が向上した今、どちらを選択するか?って考えると自明。

ミクロスーパーでしょ?

対戦相手のレベルも上がり、とりあえず返った球じゃ押し込まれてやられる。

昔はとりあえず返って、その後粘れば相手がミスしてくれることも多かったんだけどなぁ。

でもミクロスーパーにも欠点があって、調子の良い時の強打がマルチと同様にイマイチ。

そりゃマルチよりはマシだけどさ。

折角調子良くても、思い切ってプレーできないもどかしさが付きまとうことになる。

手持ちのポリを使用するために、とりあえずハイブリッドにする。

2cnの過去ログを見ていると興味深いレスが。

フェデラーは調子の良い時はアルパワー、通常ハイブリッド、悪い時ナチュラル

これは、

自分の調子で球を潰して飛ばせる時はアルパワー。

自分の調子で球を潰せない時はナチュラルってことでしょ?

疑問なのがメインナチュラル、クロスアルパワー。

これの意味ってクロスのアルパワーで飛びを抑えるってだけなのか?

そしてATPのトップランカーにも目立つハイブリッター達。

トッププロでもポリのみでは飛びが厳しいってことでしょ?

じゃあ、一般日本人の俺に全面ポリはナンセンス。

学生だったら切れまくりだから全面ポリじゃないと金銭・時間ともにやってられんけど、週末プレイヤーなら全面ポリなんていらんのでは???

んで、俺は気づいたさ。

クロスにポリを入れる意味。

巷じゃナチュラル・マルチだけじゃ耐久性に難があるから、ポリを入れることで耐久性を向上させるとか、ナチュラルだと飛び過ぎるからポリで飛びを抑えるとかググると出てくる。

じゃあ耐久性無視のプロがどうしてクロスに?

これって強打した時の土台がポリになるんだろな。

っていうか確信だ。

ナチュラル・マルチ単体だと強打時のエネルギーがストリングの伸びに使われてしまう。

自分でストリング張ったことある人ならわかるが、ポリはほとんど伸びない。

だから強打してもある一定のところでそれ以上伸びなくなる。

ボールを潰す方向に力が加わる。

潰されたボールの復元力でより強力なショットが産まれる。

ニュートラルで打っている時はナチュラルに仕事をさせ、強打時はポリで支える。

これがクロスポリの理由だね。

ナチュラル・マルチ単体ではパワーが喰われると感じたこと無い人には

『オマエナニイッテンノ?』って話だと思います。

ポリならばマルチで喰われたパワーが全て乗っかると感じたことがある人にはわかる話だと思います。

ちなみに俺は100インチ16×19ミクロスーパー16だとシングルスやラリー中心で3~5時間ぐらいのスピンと厚さかな。

この情報もストリングほとんど切ったことの無い人には『オマエナニイッテンノ?』って話だと思いますが、それなりに切る人には、100インチ16×19ミクロスーパー16だとシングルスやラリー中心で3~5時間ぐらいで切れる人が書いた記事ということがバロメーターになるとと思います。