テニスとLIVEで生きています

テニスとLIVEしか生きる楽しみが無いJDのブログです。

BABYMETAL SONISPHERE

九時開場の九時半くらいに会場入口に到着すると150人くらいの入場待ちの列が出来ていた。

既にリストバンド持ってる人は入れるが、チケット組の入場は10時から。

降ったりやんだりの微妙な天気で、この時期のロンドンそのもの。

入場口からアポロステージまでかなり歩く。

万単位のテントやお城が壮観。

ステージに近づくにつれて物販や飲食露店が増えフェス感高まる。

天気良ければ最高なんだけどな。

アポロステージ到着すると、パット見はメトロックのメインステージと大差なし。

あくまでパット見の印象で実際はもっと大きいのだろう。

ステージ前は上手と下手の間に4m幅くらいの凸型の仕切りあり。これも今年のメトロックメインステージと同じだ。

前に行くには凸を迂回する必要あり。

柵の後方とPAの間のスペースも狭い。

ど真ん中で割るドデカイWODをやりたかったが、ステージ配置の関係上無理。

残念。

会場直後ということもあり客はまばら。

パリケルンでも見たメイトに加え、パリケルンでは見なかった日本人メイトや外国人メイトが前方を埋めている。

オープニングアクト始まる頃にはそれなりの人。

オープニングアクトが音響、パフォーマンスともにかなり酷く心配になる。

オープニングアクトの音響はメトロック以下で世界のレベルにがっくり。

やっぱ日本の会場すげぇのか、、、

オープニングアクト終ると人が綺麗に履けて行き、メイトしか残ってない感じ。

何処のラウパ(笑)

時間が経つにつれて人が増え始める。

さて、どーしようか?

ドデカイWODは無理だし、客層は異常にほのぼのしていてモッシュする雰囲気に見えない。

極端に言うとキャンプついでにフェスにも来ちゃいました的な雰囲気。

悩んだ末にベビメタ初の俯瞰を決める。

パリケルンで後方はほぼ地蔵だったし、ベビメタが世界にどれだけ受け入れられるのかをこの目で確かめたく思った。

前の方は熱心なファンが盛り上げるし、行ったら自分も混ざって絶叫するのは自明だから、凸後方柵を選択。

前も後ろも良く見える。

ステージも高く190の外人に完璧に遮られない限りとても見易い。

日本人メイトが魔方陣フラッグを棒に括りつけて下手で揚げていた。

神が出て来てサウンドチェックを始める。

チェックの音を聞いてる限り悪くない。

時間が無いので合わせてのチェックはギミチョコ一曲でチェック。3人も裏で合わせるらしい。

ここでドラムの青山神のクリックが聞こえないとのこと。

全ての土台の青山神のクリック入らなかったら終りじゃん!!!

クリック入らなくてグダグダとか最悪の展開を考えたけど、クリック調整で改善。

他の神バンドのクリック音も調整し、ギミチョコのサウンドチェックは出来ずに本番。

コバが表に出まくっていてアップされたパノラマ写真を撮っていた。

開演前には前方はほぼ満員。

後ろを振り返ると人の山。

柵で身を持ち上げ確認しようとしても、どこまで人がいるか目視確認不可能。

カメラを持ち上げ画像確認でも不可能。

満員の観客にひと安心。

英語のソニスフィア用の紙芝居からDEATHで本編スタート。

やっぱ初めはDEATHだろ!!!

6連がキレッキレで轟いてくる。

音量は大したことないが野外ということでヌケが最高に良くとても心地よい。

3人の入場ではもあちゃんが固い。

ゆいちゃんのがマントタオルが手か何かに引っ掛かったのか、一人だけマントタオルを脱ぐのに手間取る。

これだけの大観衆を目前に普通だったらテンパるところ。

すぅもあは既に両手をクロスに顔の前に掲げている。

タオルを置いた後ゆいちゃんは正面を向き、一呼吸置いてから、思いっきり大きなアクションでポージング。

なんじゃこの子は???

テンパルどころか、めちゃカッコイイじゃないか!!!

これが若干15歳のベビロリなのだから恐ろしい。

Mステでもすぅもあがド緊張の中、ゆいちゃんだけが平然としていた。

鋼鉄の心臓なのか?ド天然なのか?

とにかくゆいちゃんの落ち着きにはドキモ抜かれた。

もあちゃんが緊張からかDEATHのタイミングを外すという今までに無かったミス。

でも体が動き出してしまえば、今までに散々やってきたDEATH。

体が勝手に動くのだろう。

前方からは怒号が聞こえる。

メイトが頑張ってるんだな。

個人的には一番ぶち上がるDEATHだけど、最前付近の熱心なファン以外は地蔵。

ラウパのほうが遥かに乗ってる人間多数。

あー、やっぱりこーいうもんなんかな???

自分が周りと一緒に盛り上がってるとわからないけど、後ろのほうはこんなもんか。

ソニスフィア地蔵と名付けた。

そんな万単位の地蔵を目の前のすぅちゃんはMステで緊張していたのはなんだったんだ???というくらいの貫禄。

最近は笑顔炸裂のすぅちゃんだけど、ここでも笑顔炸裂で大舞台を楽しんでいる。

そして時折見せる不敵で不遜な笑み。

これまでも見せていた表情だけど、よりさらに磨きが掛かっていた。

自我を持ちつつキツネ様を降臨させているような状態。

こんなカミコリンなボーカルはこの日も他にいなかった。

ギミチョコ

相変わらず盛り上がってるのは最前付近。

このまま歌わせるところに辿りついたら大惨事だ、、、

そんで当然の如く煽りが入って歌わせる場面に突入。

一回、二回、三回、四回と徐々に大きく後ろまで拡がってくる観客のシンギング。

ここら辺で目から汗。

かくれんぼ

神ソロのLEDAパートはいつものピロピロを越える超ピロピロ。

オイオイの煽りから始まるかくれんぼだけど、煽りに対する反応は薄い。

しかしハンドクラップ明確な変化が見てとれた。

一周目から二週目でハンドクラップが目に見えて増え、自分の目の前まで拡がっていた。

ギミチョコの掛け合いよりも遥かに明確に。

なんか嬉しくなってここで二回目の目から汗。

メギツネ

特に特別なことは無く、BABYMETALは通常通りのハイパフォーマンス。

曲が終る時の歓声が大きくなっている。

まだIDZが残ってるのに終わりにアンコール的なコールが聞こえた。

ラストはIDZと知らないフェス参加者からのコールだったら嬉しいじゃん。

IDZ

ソニスフィア用の紙芝居が流れる。

上手側にはかなり大きなピットが出現。

あんなデカイピットが出来るとは。

途中でもサークルモッシュが起きてたらしいけど、後ろからじゃ全然わからん@俺の身長。

デカイ分だけフライングはご愛嬌。

すぅちゃんが不遜な笑みを浮かべる以外はいつも通りのIDZ。

最後の3 2 1ジャンプの後、ドヤ顔ですぅちゃんが溜めに溜めてsee you。

お前ら見たか?と言われてるように感じた。

最初のソニスフィア地蔵からは大きく変化した歓声にて終了。

MCが出てきてBABYMETALすげーなおい!みたいなこと言ったところで再び歓声。

今回の公演で一番肌で感じたことは、ただただすぅちゃんのポテンシャルの高さ。

世界レベルの対バン相手と過去最大の観客を相手に、完全に舞台を楽しみつつも大胆不敵な仕草も見せるすぅ様。

メギツネで苦しそうだったとかどーでも良い。

小さい頃から芸能活動しているスーパーエリート中元すず香

今回の舞台もさらりとクリアしてしまった。

もあちゃんみたいに少しくらいはテンパっても良いのだけどさ(笑)

どこまで行くんだ中元すず香???

このまま突き進んだら唯一手こずったのは巨大勢力A-KIBAとの直接対決になったMステってことになってしまう。

巨大勢力A-KIBA恐るべし。

上にも書いたけど、ゆいちゃんもアクシデントに全く動じない堂々とした対応。

もあちゃんは最初のミスから盛り返して終演を迎えたけど、途中の煽りにいつもの自信は感じられなかった。

レスポンスの少ない観客に遠慮しながら煽りを入れてるように聞こえた。

あそこはレスポンス有無に関わらず開き直ってかまして欲しい。

逆にまだまだ伸びシロがある15歳なわけで、真ん中の人が怪物過ぎるだけ。

ベビメタ後は雨降ってカッパ着てたり、寒くてカッパ着てたり。

カッパを脱いでベビメタTシャツでいることは少なかったが、ベビメタTシャツでいると他のバンTを来た外人から声を掛けられる。

この時点で少なからず気に掛けてくれる人がいるみたいで嬉しい限り。

この後他のバンドも見てみたが、自分がスレイヤー時にPA前でほぼ完全地蔵決め込んでても、とても楽しかったように地蔵だから楽しくないって訳じゃないんだよな。

ほぼ初見のベビメタ見てて途中で退場しないわけだし。

今回のソニスフィアでのBABYMETALに注文があるとすれば、

『音量』

多分フェスのルールだから仕方ないのだけど、後半に成る程超爆音。

デフトーンズやスレイヤーはマヂやばくてメトロックと同じとか口が裂けても言えないくらいの超爆。

この超爆で神バンドのベビメタ聞いたらたまらんのだろなぁ。

まとめ

世界制覇がホントに見えてきたかも

そして、前方で盛り上げてくれたメイトさん達ありがとう。

俯瞰は感極まって目から汗が出てしまうので、フォーラムでは大いに弾けます!

以下ソニスフィア雑記

食べたブリトーくそまずくて高い。1500円くらい。ブリトー不味いってどーいうこっちゃ!

ghost

色物だと思っていたら糞cool。

ボーカルが全然主張しない。声も楽器の一部として曲が作られているけど、サウンドと演奏がとにかくカッコイイ。

完全にツボで頭振りまくってたけど、回りは微妙な反応。

手強いソニスフィア地蔵(笑)

熱の入ったコスプレイヤーがいてベビメタファンと同じように濃いファンがいるのも納得なサウンド。

アンスラックス

BIG FOXの一角ということで楽しみに待っていた。ベビメタ終わりで腹減ってきても動かずいたのもこのため。

正直、糞。

何処で聞いた9mmと同じでやかましいだけの音。

中盤で出てきてるから音量それなりに出してる。その音量をベビメタにくれ。

二曲聞いて退場。

カーカス

アンスラックス途中退場でサターンステージのカーカスに向かう。

まだ人もまばら。

PAまえで飯食ってビール飲んで待機。

そういやビール買った時のとなりの小さい日本人っぽい人が小神様だったような気がしてならない。

もうすぐ始まりそうな時間でビール一気に流し込んでゴミ捨てて参戦。

激ヤバ。

アンスラックスとは何が違うんだ???

カッケーサウンドから自然発生するサークルモッシュ

ビール飲まなきゃ良かったとひたすら後悔。

酒が一気に回って息が切れる切れる。

ケルンで終盤のモッシュがゲロ熱と感じたけど、カーカスのサークルモッシュもゲロ熱の激しさでした。

でもみんなピースフルで変なヤツいなくて最高に楽しいサークルモッシュ

倒れたら直ぐに起こしてたし、靴脱げたら気に掛けてくれたし、楽しかった。

酔っぱってゼハゼハして、もう無理と思っても再び突っ込みたくなる激しさと楽しさ。

カーカスもカーカスピットにいた外人も最高だ。

デフトーンズ

縦乗りサウンドがめちゃくちゃ重い!

どーやってここまで重い音出してんだ??

開演間もなくピット出現。

縦乗りサウンドのモッシュは非常に危険だった。

一人だけ勘違いかフェス慣れしてないのか?キチガイパンチモッシャーがいて、ソイツも俺の体も痛かった。

なんか上げてくれるって言うからサーフしてそのまま後方へ離脱。

PAまで下がって堪能。

スレイヤー

ピロピロマヂヤバ

ツーバスマヂヤバ

音圧マヂヤバ

とにかくスレイヤーマヂヤバ

PA前で髪の毛が震えるのがわかる程の爆撃ツーバスと、ザックザクのギター。

極上スラッシュ満喫。

満喫し過ぎて最後の頃は飽きてきたのは秘密。

そういや最初日曜日にベビメタ決まった時に土曜日だったら良かったのにとか思ったんだ。

行って良かったソニスフィア!