テニスとLIVEで生きています

テニスとLIVEしか生きる楽しみが無いJDのブログです。

11月19日 Sylph Emew 下北沢MOSAIC

下北沢MOSAICは初めての箱。
初めての箱はどんなもんだろうと期待してしまう。

ちょい遅れで会場入り。
なんとロッカーもクロークも無い。
ロッカー全部埋まってるパターンはあったけどどっちも無いのは初めてパターン。

フロアに入ると予想外に人が沢山。
もっとスカスカしてると思ってたのに。
荷物が邪魔過ぎる。

しゃーないので荷物持ちながら鑑賞。
初めにやっていたバンドが全く知らん人達だけどトップバッターにしてかなり良い。
箱の音も良い。
締まった低音が十二分に出ていてかなり好みの音。
壁にはボロボロになった吸音パネルみたいなのが多数。
モーフもそうだけどサイドの吸音パネルあると拘り感じる。

トップバッターの人達はLAST MAY JAGUARって人達だったそうだ。
グルーヴ感あって初めのバンドから楽しめた。

箱の音も良いしSYLPH EMEWが楽しみ。

ピロピロギターのサウンチェックが無いから油断してたらsylph emew始まってしもた。
あの超絶サウンドチェックは毎回やるわけじゃないのね。
始まるととても微妙。
ありゃりゃりゃりゃりゃ、こないだのLOOPが出色の出来だったのか。
LAST MAY JAGUARが良かっただけに明暗差がハッキリしてしまっていた。
一曲目がどうしようも無いくらいどうしようも無かった。
ボーカルの声は出てないし楽器隊はバランバランだし良いとこ無し。
sylph目当ての人少なそうだし緊張してんのかな?
とりま様子を見てると2曲目の演奏中に少しずつ良くなっていって、だんだん纏りが出てきてグルーヴが生まれてきた。
3曲目に完全に緊張解けてエンジン完全に掛かって気持ち良いグルーヴ。
こないだは静かだった上手のギターがめっちゃ煽ってきた。
完全に出来上がった所にメンヘラサーカス!
この出音でメンヘラサーカス聴けて満足です。
ラストも申し分無かった。
5曲じゃ足りない!!!
次のワンマン?名古屋に行こうか悩んだ。
遠征はしない主義なんだけどもっと聴きたいし!!!
って思ったらその日は赤坂BLITZだった。


G∀LMET
始まる前からフロアが熱い。
この日は年齢層がめちゃ高くておっさんばっかり。
メンバーが出てくる度に怒号が。
全員出揃って納得。
ガールズバンドでした。
地下アイドルの暴れノリ。

メンバーが始まる前に一言。
「ギャルバンなのにこんな重くていいのかぁ」

ふぁっ???
笑止。
どうせデカイ音出してるだけ、叩いてるだけ、五月蝿いだけだろ。
若干イラっとした。


そんで本当にすいませんでした。
まずドラムが滅茶苦茶に良い。
締まりのある量感充分な低音とドラムの相性が良いのか抜群に良い。
リズム感が秀逸でドラム聴いてるだけで飽きない。
それに交わるベースがこれまた良くてリズム隊だけでご飯三杯いける。
ツインペダルで速いバスドラムを打ってると叩いてるだけになりがちなのに見事なグルーヴ。
この速さでこれだけグルーヴ感じたのはSLAYER以来。

そんでボーカル。
ゆっるーーーーい感じからいきなりデスボイス主体。
演奏もデスボも重いところからいきなり脱力感溢れる高い声が出てくる。
小さくて細い体から綺麗にデスボイスを出してくる。
綺麗に出すってのは軽いって意味じゃなくて十分に重いデスボ。
野郎がイキって出すデスボイスと違って体を上手く使ってスッとデスボイスを出してくるから安定感抜群でデスボイスなのに耳障りなところがゼロ。
こんなに自然に無理なくデスボ出してる人は初めて見た。
完全にデスボを掌握してる。
シャウトも上手い。

ヴォーヴォー言ってたところから「みなさんこんばんわーキャピ」のギャップが半端ない。
さっきまでバッキバキゴリゴリしてたところからいきなりワイプとか落差が凄過ぎた。

リズム隊とボーカルで最後まで全く飽きなかった。
今迄見てきたガールズバンドでは抜けて良かった。
デスボイス苦手で楽曲的には完全デスメタルっぽくて趣味と完全に離れてるから音源聴く気には全くならないのだけど、LIVEはもっかい聴いてみたい。
次はピットにも混ざりたいかな。


SOUNDWITCH
一曲目から全開。
滅茶苦茶攻撃的な音を出してくる。
ZARDONICを生バンドでやってしまいました的なEDMとメタルの融合的な音。
かなり好きだなぁと思ってたのだけど一曲目がキラーチューンで全部出し切ってしまった感じでした。

箱も良くて、立て続けに良いパフォーマンスに出会えて、これだからLIVEはやめられない。