前回のブレイクスルーから二ヶ月。
ひのきのぼうだったサーブが銅の剣くらいになってきた。
何よりも打った時の感覚を掴めるようになった。
しかし問題は分厚い当りの時の再現性。
出来るようになるとついつい力が入ってしまう。
数年前からの脱力ブームから力が入ってしまうということは悪い事のように扱われているけど、全力で振るというのは体が勝手に最適化条件を整えてくれるということ。
おもっくそ振れば打点とタイミングさえ合えばベストショットが飛んでいく。
ただしスイングのノウハウが無い人がやると全力で振った時にしか発動しないため100 or 0の試合では使えないショットとなる。
そんな全力サーブを打っていると良い時と悪い時の差が凄まじい。
何もわからずにおみくじ引いてる感じだから何が出るかもわからない。
でもたまに大吉出るんだよね。
分厚い当りで高い軌道で飛んで行ってグググって落ちてスッパーンとキックする。
これを試合中に二本続けて打った後とかは、ついに俺の時代が来たとか思ってるんだけど全力何もわかって無いサーブだからまぐれってこと。
でも、そこには何らかの正解が混ざっていてそれを抽出すれば技術を高める一つのファクターになる。
でもそんな全力サーブを打っていて感じるのは膝が曲がって打点に合わせて自然にヒップファーストになった時は良いサーブ打てるなぁってことぐらい。
ヒップファーストを再現しようとすると膝をかなり曲げることとなり、すなわち全力サーブになってしまう。
違う、これじゃない。
全力じゃなくても自分のコントロール下で厚い当りと思った通りの軌道を描くサーブが欲しいんだよ。
とりあえず今は反らないトスを上げると同時に膝を曲げるを意識することでだいぶマシになっている。
以前はトスを上げてから膝を曲げていた。
なんかトスを上げてから打つ迄の時間って全然無いんだよね。
だから膝を曲げるのも遅い、さらにおもっくそ反っていた俺はサーブのタイミングを合わせるというのが、とてつもなく難しかった。
銅の剣じゃきーん!!!