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ブレイクスルーは突然に200527

シングルスをやっていて思うのだが相手のバック側に展開していき、甘い球を引き出してフォア側のクロスコートにフォアで攻撃するショットの安定性が全く無い。

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このように球が右から球が入って来てコースを変えて打つ安定性が全くない。

攻撃する場面なのにミスする確率が体感的に半分ある。

何故か?

何故だかわからない。

逆のパターンでフォアハンドをクロスに展開していき甘い球を引出してバックハンドでクロスに叩き込むというパターンは全然ミスしない。

この差はいったい?

バックハンドの場合と比較していくと相違点浮かんでくる。

 

①フォアの場合は決めてやるという意識に対してバックハンドの場合は確実に追い詰めて次のボレーで決めるという意識

②打点への入り方の違い

③テイクバックの大きさの違い

 

バックハンドのクロスであるため相手もバックとなるためそこまで良い球を打たなくてもいいと考えている。さらには自信があることも良い方向に働いている。

フォアの場合は相手もフォアであるため逆襲を避けるのにより良い球を打たねばという強迫観念がある。自信もない。そのため精神面からのミスが出る。

 

何故と考えてわかったことだが打点の入り方が異なる。

バックハンドは打ちたい方向に軸足が壁となっている。

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フォアハンドの場合は廻り込むという動作が出た時点で軸足が打ちたい方向に入っていない。

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良くてこれくらいだ。

サイドラインあたりからダウンザラインとして打つ場合にはこれくらいでも構わないのかもしれないが、センターラインよりやや左側の球を打つためにはもっと軸足の入り方をクロス方向にもっていかねばならない。

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それなのに軸足がベースラインと並行になってしまうがクロスに角度をつけようとすることが多い。

そう言えば昔から回り込みのまっすぐ打つダウンザラインは得意だった。

 

バックハンドは構えがコンパクト。

フォアハンドは攻撃しようとした時に大きく面が開いてしまう癖がある。

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上の画像のシャラポワのようになる。

こうなるとスイングは完全に円運動となってしまう。

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完全に後ろを向いたテイクバックから前目の打点でピンポイントで打つというのは難易度が高くて無理。

ここまで後ろに引いてしまうと一番力が入る区間は途中にあって逆クロスに打つ打点が一番力が入る。

逆に言うとこれだけ引いてしまうと逆クロスしか打てない。

 

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このように後ろに引かずに長方形的スイングで打ちたい。

 

②と③は癖になっていて、どうしたら改善できるかを考えた結果。

gasquet20131102
下向きの面で当てる。

スピンが多くなるが②の足の入りが悪い+③の引き病を患っているため致し方なし。

この面の向きで当てるためには大きく引くことが出来ない&打点を前にとる必要がある、下向きの面で当てると意識するだけで大きなテイクバックが発生しなくなり、勝手に打点が前にとられる。

面が向いている方向に球は飛ぶから下向きの面で当てたら下に飛んでしまうとずっと思っていた。

だから面は地面と垂直よりも上と。

でも面が下を向いていても下から上に振ってやると球は上に飛んでいく。

このことに最近気づいた。

バックハンドでもこのように面を入れてやることを覚えたためスピンを掛けるのが劇的にうまくなった。

相手の弾道が高くスピンが効いていてバックハンドの高い打点で打たされるときも面の入れ方でスピンが掛かった高弾道ショットで凌げる。

このバックハンドのスピンも打点をかなり前にしないと下向きの面が実現できない。

意識するだけでクロスに打ち易い打点で下向きの面が出来上がる。

 

下向きの面でインパク

 

これはブレイクスルーだ。