テニスとLIVEで生きています

テニスとLIVEしか生きる楽しみが無いJDのブログです。

EC7 キレイキレイ

先日のぶったぎりにより装着感が頗るアップしたMY EC7。

中古で買ったから金属メッシュ部やハウジング内部が汚れてるかもしれない。

汚れをとればもっとクリアな濁りのない至高のサウンドを奏でてくれるかもしれない。

そんなワケで洗いました。

エタノールに浸して超音波洗浄。

えっ???

そんなことして大丈夫なのかって???

ふっふっふ、

俺のヘッドホン分解歴史は伊達じゃないんだよ。

基本的にああいったものにはエタノールでやられるような箇所は存在しない。

ボイスコイル、磁石、振動板音を出すのはシンプルにこの3つで、さらには音響調整用に紙やスポンジがある可能性もあるけど、エタにやられる軟弱ものは存在しない。

水洗浄の場合は音響調整用の紙が一度水分を含むと元に戻らない場合があるけど、エタノールならその心配はない。

エタノールならすぐに乾くしね。

だから大丈夫なのさ!

思い立ったらすぐ行動!

最初はメッシュ部分だけを浸してたんだけど、どうせならと全部突っ込んだ。

バ「どうだいEC7、エタノール風呂の加減は?」

EC7「最高っす!体の汚れが全て削ぎ落とされるみたいっす!」

超音波10分洗浄の後に6時間ぐらい放置して乾燥。

細かい汚れが確認された。

して、乾燥後に超絶クリアサウンドを聞いてみると!

!!!!

これは!!!!!

なんということだ!!!!

蚊の鳴くような音しかしない・・・

そんな馬鹿な。

いったいどこがいかれたんだ?

エタノールで逝かれる場所なんてドライバーにはないはずだぞ??

幸いにもネット上に分解している方がいたので、参考にして分解してみた。

分解してみてると、振動板がへこんでる。

ていうか振動膜だね、こりゃ。

本来ならドーム型を形成している振動膜が陥没してしまってる。

50mmドライバのヘッドホンの振動板は膜じゃなくて板だからエタノールぐらいではびくともしないだろうけど、15mm程度のドライバの振動板は膜だからエタノールで陥没したみたいだ。

それならば!

後ろから息を吹き込んでドーム再形成。

そしたら音が出たよ!

音が太くなってる気がしたけど、気のせいだろ?

左側の音が戻ったから右側も分解して同様の作業を繰り返す。

手際良く作業をすすめて、ドームを再形成し、音だし確認。

ふうぅ、

完全に音が出なくなったYO!

『まだ』30歳!

EC7の成れの果て。