思えば数年前にヤフオクで1500円くらいで落としたS-N901-LR。
スコーカーにへこみとか細かい傷とかあったけど、コンパウンドかけてピカピカにして、スコーカーのへこみ直して。
そんでスコーカーに塗られてるなにかがベタベタなせいで汚れてたから、溶剤でふきふきして汚れ落とした。
なかなか埃が手強いから、溶剤にスコーカーをどぶづけした。
そしたら振動膜がドームから剥がれました。
なんてアホな俺・・・
そんなワケでスコーカーが逝かれ、俺のS-N901-LRは16cmウーファーによる低音専用パッシブサブウーファーとなったのだった。
ちなみにスコーカー無しで鳴らしてもそれなりに上まで出ているが、非常に眠い音がした。
そして月日が流れ、現在。
S-N901-LRの見た目ボロボロのジャンク品を落としてスコーカーを付け替え復活作戦を立てるも出品されても値段が高くなってしまう。
これも某サイトで取り上げられた影響か???
そして俺は決意した。
スコーカーとツイーター社外品に載せ替えるべ!!!
中高音厨の俺にはまずはツイーター。
ツイーター選定時には何故かオーディオプロに興味深々。
中高音、解像度とかで調べていたらIMAGE11KAI2がヒットしたからだったと思う。
残念ながらIMAGE11KAI2は音が硬くて速やかに手放したけど、BLACK RUBYやMONDIAL M2なんかは試聴の感じでは凄く好みだ。
そんなオーディオプロの最上位機種がFXシリーズ。
好みの音色のオーディオプロの最上位のFX。
そこに使われるのはトンガリ三角のデュアルコンセントリックツイーター。
FXよりも遥かに高額なソナスファーベルのツイーターに使われているらしい。
んで、ソナスのスピーカーを確認すると確かにトンガリツイーターがついてる。
んで、どっからどーみても俺にはvifaのトンガリツイーターと同じにしか見えん。
ペア60万弱のスピーカーにペア8000円未満のツイーターを使うなんて!!!
なんて利幅の大きい商売!!!
※当時は気づかなかったが、実際に良くみるとトンガリ具合がvifaよりも尖っており、スキャンスピークのやつに似てる。
んでS-N901-LRの外径に合いそうなのがVifa XT25SC90-04 だったから素直に購入ペア6000円くらい。
この時はソナスのツイーターゲットだぜ!!!と赤っ恥野郎だった。
でもオーディオプロのFXに採用はほぼ間違いだろうから、ペア10万だからいんでね?
んで、問題のスコーカー。
某ブログに洗脳されて、是が非でもalpair5を載せてみたい。
色々問題あるだろうけど、なんとかなるべ???
んでも、このalpair5がオークションで待てども待てどもでてこない。
そうこうしているうちに、alpair5は高いという結論にたっし、俺はvifaのメタルコーンフルレンジを使うことにした。
加工してつけられそうなのがNE85W-04。
君に決めた!!!
ペア6000円くらい。
後日俺は気づいたさ。
ヤフオクで1500円くらいで買ったスピーカーに12000円のユニットを奢っている・・・
S-N901-LRのスコーカーを分解し、骨組みプラを電熱カッターで切り、やすりで削り、補助材を造り、接着し、それなりに苦労して取り付けた。
そしてだいたいのイメージ完成!!!
ステンの皿ねじの処理とかツイーターの浮きとかまだだけど、だいたいできた。
こうして見ると、換装品が純正に見えなくもない。
とりあえず単品で鳴らしてみる。
NE85W-04
低音出過ぎ、君はスコーカーなんだからそんなに頑張らなくていいんだよ。
単品で聴くならFE83ENよりも好ましいけど、スコーカーとして使うならFOSTEXのほうが良い感じがした。
XT25SC90-04
けっこう下まで出るツイーターで、1000kHzカットでも十分聞ける音楽性。
まぁ、あとはネットワーク次第でしょ。
S-N901-LRのネットワークを引っぺがしてみると・・・
なんとそこには驚きの真実が!!!
ウーファーコイル
容量不明 聴感上、結構上まで鳴らしてる。
スコーカーにはハイパスフィルタ
えーと、7000kHzでハイパスって・・・
もとからスコーカーの役目を全く果たしてないじゃないか???
ツイーター
スコーカーが7000kHzでカットなんで、さらにそれ以上です。
20000kHzくらい???
※私のネットワーク解析力は素人ですので、信憑性は自己判断でお願いします。
そんなワケで元々のネットワークは16cmウーファー+ツイーターの2way仕様。
馬鹿野郎!!!
俺の求める3wayはスコーカーがボーカルを再現し、
ウーファーは低音を頑張り、
ツイーターが上を担当するんだよ!!!
とりあえず、コイルとコンデンサを買いあさりました。
6000円・・・
色々買って18000円・・・
無限に広がるネットワークの組み合わせの世界。
ネットワークの組み合わせを試しているだけで、人生が終わりそうだぜ。