テニスとLIVEで生きています

テニスとLIVEしか生きる楽しみが無いJDのブログです。

定番品にはワケがあるミクロスーパー

ストリングはかれこれ学生時代からずっとポリエステル。

しかしながら、エステルユーザーの友人Aが何故かミクロスーパー張っていた。

友人Aはエステルの時の力みが無くて、良いプレーしてた。

そして友人Bはミクロスーパー最高という。

友人Bはミクロスーパー張りたいけど、グリグリハードヒッターのため仕方無しにエステル張っている。

そんなことが頭をよぎったのか、7年ぶりくらいにナイロン張ってみた。

もちろん張ったのは、「ジャパニーズスタンダード ミクロスーパー」

ゲージは125

俺にはナイロンはハードヒット時にガットが負けてパワーロスしてしまう感があった。

打ち味も軽くて、エステルが「ドゴーン」だとするとナイロンは「スパーン」。マルチにいたっては「モニュン」かな。

そんなイメージがあったナイロン。

いざ打ってみると切れ味抜群。

エステルの打ち応えは無いもののシュパーンと歯切れの良い打感で球が飛んで行く。

初日はいつもなら入ってる感覚の良い感じで打てたハードヒットが結構大きくアウトした。

飛び過ぎ糞ガットとか思った。

二日目からは慣れた。

たまに意図せず飛んで行くけど、アベレージの球質は上がったと思う。

エステルだったら力無く浅くなる球が、ミクロスーパーはなんとか致命傷にならない深さまで辿りついてくれる。

ミクロスーパー悪くない。

ダブルスメインで使って4日で切れた。

こんなもんかな?

そんでポリエステル(サーマックス127)に戻った時が衝撃的だった。

なんじゃこのボフボフガットは!!!

ボフン、ボフン言ってる。

この鈍さパネェ!!!

でも、会心の一撃の時の手応えだけはたまらん。

ミクロスーパーのような頼りなさと、球の不安定な感じは皆無だ。

なんでこんな鈍いガットを好んで長い間使ってたのだろうと思うと、会心の一撃の快楽を求めていたんだな。

サーマックスは会心の一撃に特化したガットだった。

他のエステルを使っても、こんなに鈍いエステルは無かったと思う。

鈍さゆえに、本当に厚く当たった時は若干鋭く感じる。これがたまらない。

当時は今よりずっと下手だったからナイロンの飛びの良さ=アウトの恐怖。

その上会心の一撃の時はナヨってるし、不安定。

要するに使いこなせていなかった。

時はたって今現在。

プレーの安定度はずっと高まり、1ポイント中の球を打つ回数も多くなった。

そうなってくると、会心の一撃なんかよりもアベレージの高さのほうが重要。

ミクロスーパーは普段サーマックスの会心の一撃のような感覚で打てて、会心の一撃の時は頼りない。

でもたまにしか打てない会心の一撃の打感よりも、アベレージの打感を優先するのは、今の俺には自明。

そして自分がポリやマルチなんかよりも、ナイロンの硬く鋭い打感が好みだということがわかった。

昔はソフトで鈍い打感が好きで、硬くて鋭い打感は嫌いだったのに、嗜好って変わるんだ。

今年になってビールばっかり飲むことも、昔は考えられなかった。

サーマックス127

会心の一撃 ☆☆☆☆☆

アベレージ ☆☆☆

切れ味   ☆

耐久性   ☆☆☆

ミクロスーパー16L

会心の一撃 ☆☆☆

アベレージ ☆☆☆☆

切れ味   ☆☆☆☆

耐久性   ☆☆

問題は、買いこんだポリエステルストリングをどうやって処分していくかだ。

ハイブリッド???