購入当初からクランプの片方が緩くて、クランプロックがスカスカで外れる時があった。
まぁ、EAGNASだし、これがかの有名なEAGNASクオリティってやつだからしょうがない。
ちょっと気をつかってロックのロックをしっかり確認してやれば問題無いのだけど、面倒くさい。
最近はスカスカになってロックできない状況が多くなってきたので、どげんかせんと如何と思ってた。
スカスカになってしまった時の回避方法として、クランプベースの下にある円盤の角度をくるくる回してやると噛み合う箇所があるから、くるくる回して噛み合い箇所を見つけてストリンギングを行っていた。
いい加減に抜本改善するか!と重い腰を上げることにしました。
正常動作クランプとスカスカクランプを比べると、明らかにスカスカ品はレールとの取り付けが甘い。
クランプのレバーを曲げると、円盤が上に引き上げられ、レールと噛み合うのだけど、スカスカ品はクリアランスが大きくて円盤を引き上げてもクリアランスの分が余ってしまうため噛み合いが弱くなってしまう。
裏側のねじを締めればいいってことだべ?
作業しやすいようにレールを架台から取り外し(六角4本)、クランプ上側のアルミ板を取り外すと中に六角レンチを差し込めるようになってる。
六角レンチを差し込み、固定してやり、裏側のダブルナットの締め付け具合を調整する。
ここでクリアランスをレールとクランプベースが動く範囲の限界まで狭めると、レバーがびくともしなくなります。というかなりました。
レバーが動くいい塩梅の締め付け具合に調整して、ダブルナットを適当に締めれば完成。
スカスカクランプが無事に蘇りました。
架台とレールとクランプベースは最初から取り付けてあって、EAGNAS工場のおばちゃんかおっちゃんか兄ちゃんか姉ちゃんの当たり外れの運任せになる。
今回の調整は30分程度だったかな?
道具さえあれば誰でもできる調整でした。