ふと思うところがあって部屋の整理に取り掛かった。
そんなワケでスピーカーを購入した。
現在メインで使っているのがS-N901-LRの改造品をマルチアンプで鳴らしていて不満は無い。
サブで使っているのがS-N701-LR+FE83EN。
このFE83ENのエンクロージャーは自作なのだけど、自分のスキルがあまりにも低くて小汚い。
S-N701-LRも写真で見ると結構良い感じなのだけど、実物はジツにちゃっちい。
そんなちゃっちいS-N701-LRの上に小汚いFE83ENが乗っかってるものだから、汚くてちゃっちい。
要するにゴミ。
サブで使う音に何ら不満は無かったのだけど入れ替えることにした。
S-N901-LRをもう一個買って改造するか?
スコーカー換装とかだるすぎるから、ツイーターだけ下まで引っ張れるのに交換してスコーカーは飾りの2wayにするのもあり。
Vifa XT25SC90-04を調べるとペアで6000円か・・・
S-N901-LRをゲットしてツイーターを換装する手間とコストを考えると、、、
新品買ったほうがいんじゃね???
下手にポチると届いたものと写真の質感の差に驚愕するから電気屋にて視見する。
やっぱり10000円くらいで買えるヤツは基本的にちゃっちい。
見た目が好きなTEACのS-300NEOが三万。(これはメーカーホームページの写真よりも実物のほうが良い)
そう言えばスピーカーに嵌りだした頃はピアノブラック至高と思っていたのに、今や木目一択になってる。
悪くないなと思ったのがKENWOODのLS-K901で二万。
S-300NEOは絶妙なサイズなんだけど3万かぁ。
どんな音出るかわからんしなぁ。
S-300NEO 184×240×229mm
LS-K901 160x271x271 mm
もうワンサイズ大きいのが欲しいし・・・
やっぱスピーカーは中古に限る。
中古なら気兼ねなく手を加えられる。
新品はさ、分解してネットワーク弄るの気が引けるから。
そんなワケで中古を物色。
目に留まったのがLS-1001。
15cmウーファーで筐体 幅210×高さ350×奥行310mm 8kg
デカい(笑)
S-N901-LRよりもデカイ。
当時ペア6万で作りが非常にしっかりしているとのこと。
低音がすげぇ出るということ。
リアのバスレフポートがとてもデカイということ。
クロスオーバー1500Hzというツイーター頑張れ仕様であること。
高域でなくてまったりということ。
後継機?のLSF-555やLSF-777よりも遥かに人気がないから安いということ。
この情報だと締りの無い低音で低い解像度で鳴るスピーカーなんだろう。
ウェブに転がっていたネットワーク見るとツイーターに抵抗噛まされてる。
てかクロス1500ってなによ???
何故にもっとウーファーに仕事させない?
ネットワークと吸音材で音質はどうにでもなるだろう。
配置を考えている場所が部屋の角でリアバスレフがどんな悪影響を及ぼすかは不明。
ネットでは手をかざすと空気がバフバフしてるのがわかると書かれているくらいバフバフするらしい・・・
まぁ、そういうときは塞いでしまえば宜しい!
そんなワケで買った。
開封すると好きな質感、重厚感。
ちゃっちい感じは皆無。
てか15cmもウーファー無くね???
全く期待せずに音出しすると・・・
うわぁ、低音出るわ。
低いところから出てる。
ご近所迷惑になりそうな低音。
上のほうはツイーター仕事してんの?ってくらいアッサリしていて完全なピラミッドバランス。
全く聴き疲れする気配もなくて、これはこれでいんじゃね?
あとはラジオを聞くから人の声が籠って聞き取りにいと困ってしまうのだけど、そこもクリア。
音場が広い。
スケール感を感じる。(比較対象が対象だけど)
ネットワーク弄って、吸音材ギチギチにして低音殺して使おうと思っていたけど、これでいいじゃん。
背面に回るとバスレフポートから漏れている低い音を感じる。
この漏れてる低音が部屋にまわりこんで広い音場作ってるのかな???
バスレフポートに手をかざすと・・・
なんも感じないんすけど・・・
これがバフバフ言うとか、どんだけ爆音で聞いてるんすか・・・
とはいえちょいと膨らみ気味の低音だからポートにタオル突っ込むとリアから出る低音が綺麗にカットされる。
同時にスケール感や音場の広さも縮小方向。
聴ければ良いので百均でクッション買ってきて中身をポートから詰め込んで低音カット処理。
結構ギチギチに詰め込んだ。
んで調整完了。
低音殺して元のスピーカーの良さを全部消してる気がするけど気にしない。
中音特化になった気がするけど気にしない。
妙に艶がある中音スピーカーになってきがする、ATH-CK100のような。
作業用スピーカーとしては全然疲れなくて良い買い物しました。
最初はネットワークとか何考えてんだろ?と思っていたけどプロの技術者ってのは凄いんだねぇ。
あとはクリーニングして傷を目立たなくしてやって終了。