テニスとLIVEで生きています

テニスとLIVEしか生きる楽しみが無いJDのブログです。

ブレイクスルーは突然に170625

昔からフォアの低い打点が苦手だった。

特にバックのクロスラリーからフォアにスライスで流されるともうまともに打てない。
特に相手が曲がるスライスサーブだとまともに返せない。
最大の敵はサーブの打点が低くて、急速が遅くて、よく曲がるスライスサーブ。

これらはほぼほぼ
『ええい!ままよ!!』
ってやけくそで打つしかなかった。
ガショルも八卦
返るも八卦

そんなんだから上記の球がくるとリズムが乱れててんてこ舞い。
でも不思議なことにバックハンドは全く苦にならない。
というかむしろどんと来い状態。

低いスライスなんて適当に両手で打ってやればクロスに鋭く飛んで行く。
安心感の塊でミスする気配が無い。

レフティーのスライスサーブのリターンもお手のモノで全く苦にならない。
流石に物理的にキレキレスライスがコーナーに決まると厳しいし、センターとワイドを散らされると厳しい
けど、そんなの出来る人には強いだけだから無問題。

テニス何年やってんだよ?ってなワケなんですけど、ここに来て低い球の処理の違いをバックとフォアで考
えてみた。

バックハンド
低い球に対して滅茶苦茶膝が曲がって腰が落ちている。
場合によっては左膝がコートに設置するくらいに膝が曲がって腰が落ちる。
膝を曲げて打つために肩のラインは地面と並行。

フォアハンド
全く膝が曲がらない。
低い球に対しては肩を傾けて打つ。
45度くらい傾けて打ってるんじゃなかろうか。


書いたとおりだが最大の違いが膝の曲がり具合。
なんでフォアの膝がこんなに曲がらんの???
膝を曲げずに上半身の調整で打ってる。
逆にバックは膝が勝手に曲がる。
なんて優秀なんだ俺のバックハンドの膝。

んならフォアも膝を曲げて打てばいいじゃないか!!!
早速素振りで膝を曲げようと試みる。


???

えっ???


曲がらないんですけど???


何故だ?
バックに戻すと勝手に膝が曲がる。
なんでバックは勝手に膝が曲がるんだ?

フォアで曲げようとすると右手がフラッフラにフラフラしてしまいヘッドが落ちるのがギコチナサ過ぎる。
バックはヘッドが落ちるのと膝が曲がるのが完全シンクロしていて実にスムーズに落ちる曲がる。
フォアは膝の曲がりとヘッドダウンがバラバラ

なんで?
意味不明。


なんでだろう?と考えているとコートにいた人からフォアも両手で打てばいいじゃんと言われる。
馬鹿なの?
なんでいきなりそんな極論になるわけ?
本当にアホ過ぎる。

でも何が違うのか探ということには一理あるからフォアも両手で素振りしてみる。

はぁ?

なんで??

なんで膝も曲がるしヘッドもスムーズに落ちるの??

決定的な違いはテイクバックの大きさ。
フォアは脇を大きく開け可能な限り大きくテイクバックを取っている。
両手で持つと必然的にテイクバックは小さくなる。
低い球を打つ時には肘が外旋状態となり体の近くにヘッドが落ちる。
これがテイクバックが小さいと体の近くにヘッドを落とし易い。
テイクバックが大きいと体の近くにラケットヘッドを落とすまでの距離が大きい。
『よっこいしょ』って感じで体の近くにヘッドが落ちる。
このよっこいしょがプレー中には致命傷となり、走りながら打つ時に難儀する。

ソダーリンなんかはバカデカイテイクバックなんだけどなぁ。
テイクバックをスロートに左手が触れるところまでに小さくしたら驚く程スムーズに低い打点で膝が落ちる
ようになった。
高い打点は今まではストレートアームだったのが小さくするとよりダブルベントっぽくなり少し打ち方に変
化があったのだけど問題無し。
これでフォアハンドの最大の弱点が潰れてくれのではないか!!!


本日のブレイクスルー
テイクバックは小さく