最近フォアの調子の良い時と悪い時に明確な違いを感じていた。
調子の悪い時は全然ボールが見えていない。
極端に言うとボールが消えている。
何処で打ってるかわからなくて漠然と打っている。
特に高さがどの程度かわかっていないため下から上に打とうとしても思ったよりも打点は低かったということになり当りが薄くカショくなる。
当然バックのクロスラリーからフォア側に展開され走らされた時に『カショ』
クロスの深くに打とうとしたボールはサービスラインT字のど真ん中へ。
大ピンチ
これじゃ勝てない。
何故だ?
何故ボールが消えるのだ??
安定感抜群のバックハンドと比べてみる。
バックハンドはボールが消えるなんてことは全く無くボールが地面に付くくらいまで良く見えている。
対してフォアハンドは胸の高さより低くなればなる程ボールが消える。
バックとフォアの違いを確認。
バックハンド
顔が横を向いている
フォアハンド
顔が打ちたい場所に向いている
顔が打ちたい場所に向いている
顔が打ちたい場所に向いている
なんという衝撃的真実。
オープンスタンスで打ちたい場所に顔が向いている状態だと・・・
ボールが見えない
ボールが見えない
ボールが見えない
そりゃ完全に違うほうを向いているのだからボールが見えるわけがない。
調子が良い時はボールの回転と速度と軌道から予測してバッチリ打てる。
調子の悪い時は予測が微妙にずれることでミスヒットが多くなる。
追い風の時は風でどれだけ球が来ないかを計算できるほど俺のCPUは上等じゃないのでまともに打てなくなる。
追い風でまともに打てないワケが明確になってしまった。
そうとわかれば対処は簡単。
バックと同じように顔を打点に向ける。
さらに言うと顔を横に向けて壁を作る。
軸足を打ちたい方向と垂直にするとともに顔も横を向けて壁を作る。
丁度試合があったためやってみた。
ダブルスで6試合。
天敵が現れた。
跳ねないスライスサーブをフォアに切れさせてくる相手。
全くボールが見えてない&横に滑る分を完全にイメージで打たねばならいない相手なのでTHE天敵だった。
なんで皆こともなくリターン出来るのか不思議だったのだがようやく理解できた。
ちゃんとボールが見えていれば簡単な話だ。
ボールが見えているためしっかりと下から上に向かって厚く捉えることが出来た。
6試合やって全試合で良いフィーリングで出来た。
一日だけの好調でなく確実にブレイクスルーしたフォアハンドだった。