テニスとLIVEで生きています

テニスとLIVEしか生きる楽しみが無いJDのブログです。

ブレイクスルーは突然に181001

相変わらず糞サーブを連発している私。


今年に入りスピンサーブは球が飛ぶ方向に振るのでは無く、真横に振るという感覚を手に入れた。

そしてトスは手元のボール見ずに打点を初めから見るという方法を手に入れた。

最近は一生懸命プロネーションで打ち上げて擦り上げることをやっていたのだけど下痢糞がちょっと硬い糞になったくらいサーブです。
数年前の下痢糞サーブと比べたらマシにはなっているのだけれども、この人のスピンサーブ凄いなぁって思える人には到達できない。
このまま今の打ち方を磨いていっても、この人のスピンサーブ凄いって人のレベルには到達出来ないだろう。

 

ふとした拍子でYOU TUBEにスピンサーブの打ち方が出てきた。
窪田テニス教室というもの。
以前からブログは知っていたが文章ではなかなか理解が追いつかない感じだった。
その窪田テニス教室がいつの間にか動画をアップしていたので見てみた。

 

トスの位置の説明から始まる。
・トスは頭の上あたり。

・トスの前後は頭から右肩あたり。

トスの左右の位置関係を説明しているサイトや人は多々あれども、ネット方向の前後の位置を説明している人やサイトは皆無。
前のほうに上げて体重をぶつけろとか難易度の高みの極みみたいなことが書いてある。
頭から右肩の上が一番スピンが掛けやすいのは完全同意。
プロは前のほうに上げて体が斜めになって振るから位置関係は頭の上から右肩の上になる。

 

そして衝撃過ぎた。
『手を上げなくてもラケットは上がる』
『手を振り落としてラケットを上げる』

 

はぁ?何言ってんだ???
ヘッドを落として振り上げてスピンを掛けるもんだろ。

窪田テニス教室でやってるのはラケットと腕を90度にして高く手を上げる。
そこから手を振り下ろす。
総合の選手がマウントポジションでパウンドするかの如く振り下ろす。
すると驚くべきことに確かに手は落ちているのにラケットは上がる。
その上がり幅はとても少ないものだけど確かに上がっている。
スピンってものはナダルばりに下から上に振り上げないと掛からないと思っている私にとってはそんなんじゃスピン掛からないだろwwwって思う程度にしかラケットは上に振られていない。
でもデモンストレーションを見るとほんの少しの上がり幅なのに確かにボールは上に上がり、綺麗に回転が掛かっている。
しかも実に簡単そうだ。
今まで見てきたスピンサーブの動画で一番簡単そうに打ってる。

自分のサーブのビデオを見ると明らかにラケットヘッドが落ちていて窪田式でのダメな例そのものだった。
上手い人はラケットヘッドが俺みたいに落ちないし、エビぞりにもならないから何が違うのか不明だった。
窪田式だとラケットヘッドが落ちない上手い人の打ち方だ。


テニスを長くやっているとわかってくる。
シンプル&簡単だからこそ再現性が高く安定して打てる。
トッププロがやっていることも一番シンプルで簡単だから再現性が高い。
サンプラスのサーブなんて複雑怪奇だしフェデラーのフォアも複雑な運動連鎖に見える。
だけど打てるようになってくると簡単な動作であって、簡単な動作だからこそミスせず安定して打てて、コツを掴みさえすれば簡単に出来る。
コツを掴んだあとってのはなんで出来なかったのかが不思議なくらい。
自転車に乗れるようになる前後かな。

要するに窪田テニス教室でやっているスピンサーブの打ち方には一理あるってこと。


翌日早速試してみた。
半信半疑だったが今まで一生懸命に下から上に振り上げていたのが窪田スピンサーブにすると非常に楽。
手を小指側から振り下ろすだけ。
今までに無い厚い当りも生まれていた。

どうしてもプロネーションを使って打ち上げてしまう癖が出てしまいがちだが、これはブレイクスルーの予感がする。

スマッシュが打てるようになり、フォアもバックもボレーも厚い当りで安定感が出てきて、糞サーブが一番の弱点だった。
テニスはサーブだの格言から一番遠いとろこにいた。
ポジティブに言うと伸び代だらけ。

そんなサーブに遂にブレークスルーが産まれてしまう足音が聞こえた気がした。