テニスとLIVEで生きています

テニスとLIVEしか生きる楽しみが無いJDのブログです。

ポタアン DAPバッテリー駆動 

DAPはFiio X7 MK2を使用しています。

イヤホンでは全く問題無いのだけど、ヘッドホンになるとてんでダメ。

自作キットのありやすが素晴らしい出来映えで、そのポータブル版とも言えるキチクロZを購入するのは当然の流れ。

キチクロZは小さい基板に小さい部品をキチキチにクロうして作るポタアン。

ポタアンなのにありやすよりも好きな音がする。

470ΩのR70Xだって92dB/mWのT50RP mk3nだって素晴らしく鳴らす。

UD503、RAL-DSDHA2、SONICA DAC+p-700uとか使ってきたけど俺にはX7+キチクロZで良いかなって思わせる良さがあった。

据え置きでじっくりって苦手だし。

そんなキチクロZの音には満足なんだけど、やっぱりポタアン邪魔。

ズボンのポケットに入れてると重さでずり落ちてくるし。

 

そして皆さんご存知のようにX7にはアンプモジュールというものがあってホンアウトの出力を変えることが出来るのです。

 初代についているAM1から最新のAM3Cまで。

ポタアンが邪魔くさくて仕方無くて今までのモジュールは全部買った。

AM3、AM3A、AM5、AM3B

(X7無印使用時代含む)

もうね。

全部。

全部がキチクロZと比べてしまうと相手にならない。

ヘッドホンにはパワーのあるAM5と言われているけれどもAM5でもAM3Bバランスでも実在感の無い音がする。

低音の鳴り方が希薄でペケペケなっているように感じる。

キチクロZとか他の据え置きの音を知らなければこれで問題無いのだ問題無いのだろうけど、一度知ってしまった音から音質レベルは下げられない。
生活レベルを下げられないのと一緒だ。
それを考えると据え置きと比べても妥協できるX7+キチクロZの組み合わせの素晴らしさが際立つ。

 

そうやって満足しているのだけれども周期的にやってくるコイツ邪魔だなと感じるコレ。

その度にDAPで一本化をしたいとか感じる。

キチクロZは基板自体はとても小さいのだけれども、何が邪魔かって言うと、006Pの9V電池。

こいつが16.5*26.5*48くらいの大きさがあるから、ポタアンのケースの中身が16.5㎜必要になってしまう。

どうにかしてこの電池をどうにか出来ないか???

って考えた結果。

天から降ってきましたアイデアが!!!

 

X7 mark2からUSBホストで給電すればいいんじゃないか???

このアイデアは依然にX5 2ndでも実践したことがあった。

X5 2ndだとポタアンに給電してポタアンのLEDが点灯するのだけれども、LINE OUTに接続して音を出そうとすると電源が落ちた。

その経験があったためにこのアイデアは使えないと判断したのだけど、純粋にアンドロイドとなったX7mk2であればイケるのではないか???

キチクロZの特性測定では5Vでも十分な音質となって言われている。

とりま電池を外してモバイルバッテリーからキチクロZに給電してみる。

無事にLED点灯。

音を出してみると素晴らしきキチクロZの音。

別に5Vでもいんじゃね???

 

続いてUSBホストケーブルを繋いだX7mk2から給電。

無事にLEDが点灯。

ラインアウトとキチクロZを繋げてみる。

再生に問題無し。

ヘッドホンを付けてみる。

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

なんだこの蚊の鳴くような音は。

ポタアンの電池切れ間近の音がする。

音が割れて掠れている。

大失敗だ・・・

世の中そんなに甘くない。

 

ついでに3.7Vで駆動させたらどうだろう?と思いリチウムイオンに繋いでみた。

USBホストが電圧不足では無く電流不足でならば3.7Vでもイケるじゃん?

3.7Vでイケれば充電も楽に出来るし極薄に出来るし改良出来るじゃん?

繋いでみるとLED点灯。

USBホスト給電と同じく蚊の鳴くような音。

世の中甘くない。