左脇の下を伸ばして一直線を作るサーブに取り組んでいる。
左脇の下を伸ばすためにはトスアップが重要で、トスが流れてしまうと左手も流れてしまって一直線にならない。
そして今更ながらトスというものを考えてみた。
まずは実際に打たないトス練習での過ちその①
後ろ体重での打点イメージのままトスを上げていた。
実際にはトスを上げてから前に重心が移るため、右足重心でラケットを振り上げた時と左足に重心が移ってラケットを振り上げた時の打点は異なる。
当たり前なんだがずっと気付かなかった。
改めてコートに立って前足重心になった時の打点と後ろ足重心のままの打点を比べてみる。
トスを上げてスルーしてみた。
前足重心になっての打点
ベースライン内側20cm
後ろ足重心のままの打点(従来イメージ)
ベースライン外側10cm
めっちゃくちゃや・・・
ずっと打点が詰まる感じがしていたし、何故か後ろに飛びながら打っていたし、サーブの才能が皆無と感じていたけど、トスの時点でベースライン外側だったとは。
サーブの上手い人は打った後にベースラインの50cm~1mくらい内側に着地するのに、俺はベースライン外側にしか着地出来ないとわかっていた。
今回の検証で明るみに。
そりゃベースラインの外側に上がったトスに対して、左足に体重移動したら、その段階でボールは後ろ側にある。
打つためには後ろにジャンプするしかないよね・・・
そんなワケで左足体重になって実際に打つ打点を確認してみる。
結構前。
右足体重になってる段階だとかなり前。
スピンサーブの打点ですらかなり前。
フラットやスライスサーブだったらどんだけ前になるんだよ???
その打点でボールを下に落としてみるとベースライン内側20cmくらい。
そんなワケで実際の打点に視線を集中させてトスを上げることにした。
最初から顔を上に上げている状態。
やり始めは不慣れが過ぎて何も指標が無い空の空間把握が出来ない、トスを上げることだけに意識が行き過ぎて左手が落ちるのが早かったり、体が開いて打点を迎えに行ってしまったり、テンヤワンヤ。
成功例と失敗例を重ねて慣れてくると見えてくるキーポイント。
左手を落とさない
左手が落ちると体が開いてしまって回転を掛けるスイングができない。
巷の基本がいままででもっともわかった時だった。
また副産物なのか主産物なのか不明だが視線を打点に集めることでトスがどれだけズレたのかが明確になった。
打点があってどうズレると糞サーブになってしまうのかがわかる。
とりあえず打点から左側、後ろ側になると腕だけで振るしかなくなり、力なくネットにパサとなり易い。
そこらへんの判断基準が曖昧過ぎる&今までのトスでは基本的に後ろに上がるトスだったから打点の後ろ側で捉えるのがデフォルトだった。
今回のブレイクスルー
打点に視線集中トス
・最適打点で打てる
・打点のズレがわかる
日曜日の最後のサーブゲームでも良い感じだった。
これはブレイクスルーきてるっしょ!!!