コロナ前ならばスタンディングでのライブは全て半袖一枚が当たり前。
暴れ狂っていると暑過ぎてTシャツ一枚以外は考えられない。
ライブによっては熱中症で倒れる危険あり。
そもそもTシャツ一枚じゃないなんてライブに対する気合が感じられない。
そして昨今のコロナ下でのライブ。
密回避のための椅子があるのが基本。
会場が暑ければその時に脱げばいいから基本は厚着で参戦。
なんかコロナ下ライブになってから外れがほぼ無い。
糞だなって思ったのが2回だけ。
・ライブ自体の回数が減ったから新鮮味が薄れないこと
・スペースがあって快適空間
この二つが大きな要因かなと思っていた。
けれどもふと思ったこと。
体温と汗が一役買ってないか?
これまで体がピクリとも動かない糞ライブだと感じたライブが何度もあった。
そんな時って基本Tシャツ一枚。
会場には空調が効いていて少し肌寒い。
腕組みして仁王立ちして糞だなと思っている過去の自分の姿が蘇る。
身も心も寒い。
気分が落ちる
さらに身も心も寒くなる
テンション激落ちスタグフレーション
先日のハロスリでロッカーにパーカー入れ忘れてフロアに入ってしまった。
開演から一気に最高潮になって汗かいてパーカー脱いだわけだが、その時にふと思った。
汗をかくとテンションあがる。
すなわち汗をかくということは体温が高くなっていること。
体温が高い→汗をかく→テンションが上がる
こういうことがあるのではないか?
更には開演前のビール。
開演前にアルコールを入れたほうがライブを楽しめることが多い。
・酔っぱらって気分を良くする
・演奏、音響、多少細かいことが気にならなくなる
こういうことかなと思っていた。
けどビールを飲む→血行が良くなる→体温が上がる→汗をかく→テンション上がる
これもある。
これまで身も心も冷え切る糞だなと思うライブも何度も経験してきた。
演者側のパフォーマンスが悪ければ俺のテンションも上がらないよと思ってきた。
自分から寄り添おうと思っても体も心も正直だし出来ないものは出来ない。
ここにきて自分から寄り添うことも出来るのだと感じる。
厚着で体温を上げる。
これだけだ。
これだけで大分変るんじゃないかなと思う。
汗をかくほどにテンションは上がるから厚着で汗だくになれば良い。
どうしようも無い時は暑ければ脱ぎ捨てればいい。
びっちょびちょになったら物販で着替えを買えばいい。
折角足を運ぶライブ。
どうせなら楽しみたい。
音ガー、糞ダー、ガーガーガー
こんな事言わず感じず楽しんだ者が勝ちだ。
これからのライブを以前よりも楽しめるようになる気がする。