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ブレイクスルーは突然に220801

バックハンドが絶不調である。
前回のブレイクスルーである先端インパクトはとても良い。
特にボレーやスライスが無意識で打って根本に当たりがちになっていた今までとは
次元が違う。
不意に上がったフォアハイボレーのチャンスボール。
振り遅れてラケット面が上を向いてスイートスポットよりも下で捉えてバックアウト。
テニスやってる人ならば何度も見た事のある光景だろう。
先端インパクトだとそれが無い。
忘れてしまうとやりがちだけど、意識していればバチコリと当てることが出来る。
あとは相手のボールが浅くてスライスで処理する場合。
何も考えてないとちょい根本に当たってバックアウトや、もっと根本に当たってカス当たり。
これも激減。スライスは下目で捉えるって書いてある場合があるけど、先端がいんじゃね?
フォアも詰まって根本でのミスばかりだから意識するだけで大きく変わる。

そんで話戻って絶不調バックハンド
ラケットを立てて構えて
→振り出しと同時にラケットヘッドが落ちる
→伸張反射エネルギーをぶつけてやる

これに先端インパクトが加わることでバックハンドブレイクスルーになるはずだったんだが・・・
全く上手くいかない。
まともに当たらない。
出力が出せない。
ショートラリーなら綺麗に回転が掛かった球が打てるのだが、ロングラリーで相手の球に球威
が無い場合が無理。
全然上手く行かないから項垂れていた。
ふと素振りをしてみた。
なんか俺の素振りの打点って胸の高さ。
そんでミスしてるのは腰より低い球。
んんん?素振りすべき打点を間違えてないか?
そんで相手の球が高出力のスピン系でベースライン1-2mくらいで素振りの高さで打てる場合は
バチコンと当たって弾道の高いスピンで押し返せる。
ミスする球はベースラインの中で打てる相手のしょぼい球。
スピードの無い高弾道スピンを肩より上でベースライン後方で取らされるのも辛いけど、全く当た
らないのはベースラインの中の球。
全然当たらない。
打てない。
そんでなんで相手の威力のある球を打ち返すのは出来るのにショボい球は打てないのか?
冷静になれば簡単なことなんだけど、ベースライン内側で低い球を高出力で打つとコートに収まらないってこと。
一旦持ち上げたボールを落とさなきゃいけない。
無意識のうちにベースライン後方から打つのと同じように打ったらアウトすることがわかっている。
フォアハンドでも強打はせずにスピードを落として回転多くしてコートに収めている。
これが動きの制限のあるバックハンドだと難しい。

そんなわけでアウトを恐れて手打ちでカスカスの当たりになっているわけだ。

出力の問題もある。
相手の球が強い場合は無意識のうちに足を踏ん張るから体で打っている。
ラケットを立てて構えて
→振り出しと同時にラケットヘッドが落ちる
→伸張反射エネルギーをぶつけてやる

これが相手の球がしょぼくて浅い場合は踏ん張ることが全く出来ないから、ラケットヘッドを手で落として、手で打って、
全く飛ばない。
低い球をフラットで踏み込んで打つのが得意だったのに、どうしてこうなった?
ちなみに低い球を素振りすると気付くことがある。
腰がねっとりとついてくる。
これかな?
低い球は腰がねっとりする感覚を得ないとならないのか。
腰がねっとりするには腰を低い位置に置かなければならない。
腰が低い位置にあると骨盤が廻ってくる感覚がある。
左腰が後ろから押されて出力になっている感触。

胸の位置での素振りだと全くそのようなことはないし、そのイメージで低い球を打とうとすると下半身完全分離の手打ち。
フラットでバックハンドを打っていた時は踏み込んで打つから勝手に前足の右足軸で腰の回転運動を行えて
いたんだな。

そんなら右足で踏み込んで打てばいいのか?
踏み込み打法は相手がスピンで深い球を打ってきた場合がしんどい。
フラットだからどうしても浅くなってしまう。

もう浅い球は全スラで良いかなとも思ったりもするのだけど、左腰を後ろから押す感覚で取組んでみよう。

そんで同時に気付いた。
フォアも一緒だな。
ストレートアームで上半身で打つのではなくて、右腰を後ろから押してやる感覚でクロスは打つんだろうな。
クロスのスピンが強烈な仲間も言っていたから間違いないだろう。

出力は方腰を後ろから押す感覚
若いジュニアの子達は基本的にこの出力を使っている気がする。
もちろん彼等は無意識だろうけど。

 

腰押しパワーと先端インパクでブレイクスルー