バックでスピンを打つために一念発起して徹底的にラケットヘッドを落として擦り上げることを意識して2週間程取り組んでみた。
散々たる結果だった。
ミスをする時はだいたいボールに近づき過ぎてしまってカス当たり。
フラットで打っていた時はカス当たりでもボールへの推進力は確保されているから、とりあえず返球は出来た。
推進力を回転力に振っている分ネットまで届かないとかミスが出た。
センスのかけらも無い。
そして最近メキメキと上達しているテニス仲間がよくわからないことを言っていたから深堀してみた。
すると打点を取ることを意識しているとのこと。
今までの意識よりも更に深く意識しているとのこと。
そんなことかと思ってはみたものの自分も未だに打点が近くなって打ち損じが多い。
即失点というわけでは無いから意識が低かったけど、打ち損じているんだわ。
そんなわけでもう一段階深く潜ってみることにした。
①一瞬の判断で左手でボディターン
②そして徹底的にボールとの距離を取る。
如何にボールから距離を取るか。体の近くに来た球は徹底的に距離を取る。リターンなんかはスウェーしながらでも良いからボールとの距離を取る。
そして遠くの球。これもミスする時は球が近い。ボールが遠くにあって打ち損じるということはほぼ無い。遠くのボールに近づいていって、結局近づき過ぎてしまう。
③ボールを最後まで見る
ボールが近いことの次に多いミスが体が早く廻ってしまい適切打点とのズレが出る。
ガシャル
チャンスボールでやりがちだから致命的
これまではずっとボールの軌道で来る場所わかるからボールなんて見る必要ないじゃん。と思っていた。ペースのある球なんかは正にその通りなんだけど、スピンがバキバキに効いた遅い球なんかは変化が大きくて予測し切れない。
チャンスボールなんかは自分の打つ球の結果が早く知りたくなりがちで着弾点方向を見てしまいがちで軌道予測とズレてくる。
そんなわけでボールとの距離を取ったあとの仕上げを確実にこなすためにもボールを最後まで見る必要がある。
とは言っても①②③はボールをどうやったら飛ばせる術を理解してからこそ効果が出る。
如何に最適打点を取ることが出来てもラケットをどうやって振れば良いのかがわからなければ打つことは出来ない。
包丁の背で切ろうとしても切れない。
幸いなことに最近上手くなってきているから打ち方はわかる。
フォアはスピン
バックはスピンよくわからないからフラット系
打ち方を気にしないで①②③を徹底的に意識することでプレーの安定性が爆上がり。
マリアノだってあんな変なバックハンドなのに全然ミスしないのはそいういうことなんだろう。
そしてこれを意識する効果はボレーでも絶大。
最近は瞬間ボディーターンで時間が出来てボレー上手くなったと思っていた。
そして時間が出来たからこそ気付く。
なんか打点近くなること多くね?
最適打点で当ててやればいんじゃね?
気持ち良くボレーも当たるようになった。
ということはですよ。
ボールとの距離を取ることが非常に重要なワケなんです。
サーブ
そうですサーブです。
ただサーブは他の技術よりも難しい。
他の技術はボールとの距離を取るのに最悪スウェーでも自分が動けばいいけど、サーブは球がどんどん近づいてくる。俺には逃げ場がない。
そしてスピンサーブという性質。
ボールとの距離は取りたいけど取り過ぎると振り上げることが出来なくなる。
とりあえずボールとの距離を取ることを意識してサーブも練習してみよう。
ストローク、スマッシュ、ボレーと上手くなって、増々サーブとの乖離が酷くなる。
取組みがあったからこそ
どうやって当たれば球が飛ぶか
サーブ