諸事情あってキネマ倶楽部に行ってきた。
俗にいう地下アイドルイベント。
最近は何が地上で何が地下かわからなくなってきた。
これまでに両手で数えられるぐらい地下に足を踏み入れてきたけど、いつも何が良いのか全くわからなかったという感想で終わる。
じゃあなんで再び地下を訪れるのかって言ったら諸事情ってやつです。
OTFGKの時も飲んだけど最近はライブでスイッチ入り易くするために飲みます。
シラフだとどうしても音に対する感覚がシビアになってしまい乗れずに終わり易いから。
飲むと体力持たないし息切れもするから闘いの時は飲みたくないのだけど。
そんなワケで待ち合わせのガストでビールを3杯飲んでから会場入り。
俺がビールを頼んだ後に先に入っていたツレに梅酒は99円ということを知らされる。
なんだその安さは・・・
とは言ってもそんな甘いスイートハニーな飲み物が飲めるワケが無い。
良い感じにへべれけになり会場入り。
キネマは劇場だったこともありライブハウスとしては変な形しているのだけど音は良いと思う。
イベントはカラオケだったけど今回も良い音してた。
音数が多い曲で潰れて分離できないのはカラオケの限界なのかな?
もうちょびっと低音の圧があっても良かったと思うけど悪くなかったです。
何よりこの手のイベントとしてはチケ代が高めなせいか?とても快適な空間でノンストレス。
肝心の内容は音響的には問題なしだけど、やっぱり、結局、終始口ぽかーんとしながら進みました。
飲むしかない。
ラムコークってライブハウスで飲むと美味しいよね~
終盤になり地下はやっぱり肌に合わないなぁと思ってるいとツレのひとりも飽きているのが手に取るようにわかる。
まぁ次で最後の偶想DROPだからと諌めて偶ドロへ。
偶ドロ糞楽しかったですw
以前にBLAZEで生バンドついていた時よりも遥かに楽しかった。
確かその時のBLAZE以来だと思うのだけど皆一回り二回りパワーアップしていたと思う。
正直なところ偶ドロも過去に何回か見ていて何が良いのかさっぱりわからない・・・
だったので今回も全く期待していなかったのだけど期待を裏切る楽しさだった。
さっきまで帰りたいオーラ全開にしていたツレも俺と同じくノリノリに。
偶神達もノリノリで偶神みているだけでも楽しかった。
ブレイクダウンで金属バットハーコーが繰り広げられたのには糞笑った。
床叩いている音からして金属バットだったと思うけど金属バットはアカンだろ。
それが面白いで済むのも地下ならでは。
偶ドロのメンバーも偶神もとても楽しくてあっという間に終わってしまった25分間の持ち時間。
終わり良ければ全て良しで行って良かったライブでした。
音はカラオケで他のグループと一緒なのになんでだろう?
楽曲だって他のグループも沸けるようには作られている。
偶ドロの歌、踊り、煽り等々のパフォーマンスが向上したから??
それだけじゃないというかもっと根っこの部分で違う何かを感じた。
何だったかなぁと悶々としているとふと気になった絶叫のもんてろの言葉。
必死でやってる
必死でやってるから歌詞も飛ぶ
これからも必死でやっていくから付いてきて欲しい
絶叫を応援しているえっふーからすれば胸に来る言葉なのかもしれないけど、第三者的な立場からすると必死にやっても先立つパフォーマンスが無いと何も胸に響かない。
もちろん必死にやってると自分で言うくらいだから一生懸命全力でやっているのは伝わってくる。
でも必死にやれば胸に響くかっていうとそうじゃなくて、
『あー、一生懸命やってるなぁ』
くらいにしか思えない。
そんな必死にやっていた絶叫とめちゃくちゃ楽しかった偶ドロの違いは何だったのだろうと思い一日経った。
そして気が付いた。
演者側が心から楽しんでいるか否か
昨日の偶ドロはメンバーが心から楽しんでいたように見えた。
演者側が楽しい⇒それを見ているこちらも楽しい⇒楽しんでる客を見て演者側さらに上がる⇒客さらに上がる⇒以下楽しいスパイラル
今迄何回か見た偶ドロでは、
ラウドに激しくやらねばならない義務感無理してる感
毎日のようにこなすライブに対するマンネリ感
地下アイドルを続けていく将来への不安等からくる作られた笑顔感
ラウド系地下アイドルならどのグループも持ってしまうネガティブ要素を感じていたのだけど、昨日の偶ドロではこういったものが全く感じられずメンバーが心からライブを楽しんでいるように見えた感じた。
紫音ちゃんが抜けてバラバラになっているかと思っていた偶想dropは、解散の危機を乗り越え、より強くなって俺の前に現れた。
良い意味でふっきれた感じがしました。
※解散の危機は勝手な妄想です。
また偶ドロ行ってみたいなと思ったGW初日でした。