一度でもウーファーの300Hz以下のローパスネットワークを組んだことある人ならわかると思うけど、下のローパスコイルの高いこと。
6db/octで200Hzでカットしようとすると3mhくらいのコイルが必要。
安いの探してみても1個で2000円くらいする。
LR揃えたらコイルだけで4000円。
やってらんねぇ。
S-N901-LRチューン品には仕方ないから4000円使いまいした。
S-N901-LRの他にもう一つネットワークを弄りたいものがあって、そいつはそこまでこだわらないけど、ウーファーを下でカットはしたい。
コイルに2000円も出す気にはというていなれない・・・
2mhも1mhも120円。
120円!!!!!!
糞安い!!!
これまでの経験で、ミッドとハイのクロスは敏感に感じることができるけど、ミッドとウーファーのクロスは変化を感じとりにくいということがわかってた。
んだから、別に、使えりゃなんでもいんじゃね?
さっそく落札して、空芯コイルと比較。
まず、サイズが驚くほど小さかった。
サイズは正義だよ。
そんで3mhにして空芯コイルとチョークコイルを比べてみる。
これは結構違う。
空芯コイルは綺麗に上をカットしているのに対し、チョークコイルはカットが甘い。
たとえていうならば、空芯コイルは12db/octで、チョークコイルは6db/oct。
さらに!!!
チョークコイルはローパスで使ってるはずなのに、低域までカットされてる感がある。
なんだこれ???
チョークコイル自身に抵抗があって、ウーファーのインピーダンスと能率が変わってんのかな?
測定してみた。
4Ωのウーファーに2mhと1mhを直列で繋いだ時の抵抗
9.7Ω
4Ωのウーファーに3mhの空芯コイルを繋いだ時の抵抗
5.3Ω
あらら、明確な違いが出てしまったわ。
ていうか、空芯コイルも抵抗それなりにあるんだな。
この結果を見ると俺の耳がチョークコイルは上のカットが甘いって感じたのも納得。
単純に抵抗でクロス値を出すと、
チョークコイルの9,7Ωの場合 514Hzカット
空芯コイルの5.3Ωの場合 281Hzカット
結構違うわ。
まぁ、こだわらなければ十分使えるんじゃね?
次のやつにはチョークコイル採用決定!!!
って書いてて、すげーこと思いついた。
俺って天才か変態かもしれん。