テニスとLIVEで生きています

テニスとLIVEしか生きる楽しみが無いJDのブログです。

ブレイクスルーは突然に180111

ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと糞ってたサーブに遂に光が射した。

実践したことは右肘を高くするのみ。

どうやって右肘を高くに辿り着いたかは突然に過ぎた。
と言っても色々なファクターが絡まりあって辿りついたのだけど。

ずっと下半身の力を上手く伝えることを考えてやってきたけどどうにも上手く行かない。
何年やってきたことか。
上手く行かない原因は打点。
フォアハンドで言えば打点が近く成り過ぎてまともにミートできない。
これがサーブでは毎回のように起こっていた。
何が難しいって地球の重力が強過ぎる。

9.8m/s2

落ちてくるスピード速過ぎるんだよ。
落下スピードに対応できず最適打点に間に合わずに寸詰まりで毎回打っているような状態。
間に合わないのを間に合わせて打とうとするから筋肉で無理矢理間に合わせて寸詰まり。
肘が痛い。
そんなわけで四の五の言わずに打点をちゃんと取ることのみを意識するようになった。
打点をちゃんと取ることのみを意識するようになったにも関わらず打点が取れない。低くなって詰まって体が傾いてしまう。
絶望的なセンスの無さ。
それでも圧倒的無センスでもやっているうちに感じ取れることはあって、うまく打点が取れたりボールに力が乗った時はラケットヘッドがクルンと廻っている感覚。
ラケットヘッドを意識的に廻すように打っているけど再現性に乏しい。
打点に間に合っている時と詰まっている時が第一要因で何かが違う。

ふと良い感じに打てた時に閃いた。
肘を支点に廻すのだから支点の位置を高くしてやればいいんじゃないか???
まさに青天霹靂目鱗落。
いままでずーっと肩の入れ替えで肘を高く持っていくんだと思ってた。
左肩を高くトロフィーポーズを取り始動で肩を入れ替えることで右肩が上がり肘も上がっていく。
そのように思っていたのだけど右肘を最初から高く上げておいたほうが遥かに楽に打てる。
右肘を最初から高く上げておくだけで今まで皆無だった余裕が生まれてタメが出来るのを実感できた。
フォアでもバックでもボレーでもタメは感じ取れるけどサーブでタメを感じ取れるとか初体験。

でもフェデラーを初めとしてみんなトロフィーポーズでは右肘が下にある。
唯一知り合いのキレキレビッグサーバーだけは右肘が上がってる。
このキレキレビッグサーバーは他のサーブが良いとされる人達とも異質で何かが違う。
とにかくキレる。
速度じゃなくてキレる。
色んな人達とテニスをして県でもトップの人達ともドロー運が悪くゲームをさせて貰ったりもするけどこのキレキレビッグサーバーだけは異次元。
右肘を上げるのは他のビッグサーバーとは違うけど異次元サーバーと一緒ないっかな。

テニスに多いのはその日限りの勘違いで翌日や翌週には再現性がゼロなのだけど今回は再現性を確認。
ようやくやっと光明が見えた。


さらにはこの肘を高くするには副産物があった。
サーブのセンス皆無なのはトスアップにも共通していて何年テニスやってんだよ?って感じにトスすらまともにあげられない。
速攻で右肘を高くするを意識していたらトスがすっと上がるようになってきた。
???
なんだこれは?
上手く上がらない時は左手でトスを上げようと意識したとき。
そんなら左手でトスを上げることは忘れて右肘を高く上げることだけを意識しよう。
これが何故良いのかわからないけどビンゴ。
トスを上げる意識は無いのに右肘を高く上げることだけを意識するとスッとトスが上がる。
長年上げられなかったトスにこんな作用があるなんて。


さらにはストロークでもボレーでもスマッシュでも副産物が。
特にスマッシュはかなりデカい。
これまではサーブが糞過ぎるのに伴いスマッシュも糞過ぎたから相手を追い詰めて上がってきたロブがDEAD OR ALIVEの一か八か。
せっかく相手を追い詰めたのにスマッシュがまともに当らずミス。
これは相手に対してロブを上げればなんとかなるという精神的余裕を与えてしまって微妙な精神バランスの拮抗で勝敗が決まるテニスでは致命的。
そこでしっかりと決めることができるかできないかはミスしてマイナス1ポイントが決めてプラス1ポイントの実質2ポイントという表面的なことよりも精神的な部分では2ポイントどころの騒ぎではない。
肘を高く上げるだけでスマッシュが圧倒的に簡単になった。
サーブ、スマッシュ、
この二つが劇的に改善されたことはここ数年の一番のブレイクスルーだと思う。

ストロークでも打つ方の腕を高くセットすることで高いところからのヘッドダウンが発生しエネルギーが容易に発生するようになった。
高い位置に肘をセットすることで久しぶりに心底調子良くて楽しめた。

ボレーも高い位置にセットされた腕の重さをぶつけるだけで簡単に。
ただ目線くらいに高い位置にセットしたのをローボレーに合わせるのは難しい&ナンセンスで飛んでくるボールによってセットの位置を変えるべきなのか?と悩み中。


この肘を高くするというのもバックポーチが全く決まらずに閃いたところから始まる。
フォアのポーチは肘が口くらいの高さにセットされて上から叩いて決めていた。
バックのポーチは肘が胸の位置から前腕の外旋運動で叩こうとしていた。
ポーチじゃ全然間に合わないし全く決まらなくて、ふとフォアとバックの違いはなんなんだろう?と思って構えてる時のラケットの高さが全然違う。
バックもラケットを高く構えれば打てるんじゃね?と実践してみたら面白いように決まった。
外旋運動によるスイングをドンピシャで当てることができれば凄まじいショットにはなるのだけど難易度高すぎる。
高くセットした位置エネルギーをぶつけてやるほうが遥かに簡単。
この時はラケットを高くと意識していた。

バックポーチが決まるようになった夜に髪の毛を切りにいったのだけど、店長との雑談の時に肘の位置が重要という話になった。
テニスの話は皆無で店長のカットやセットをする上での最重要なコツといった内容。
下手糞な人は肘を胸あたりに置いたまま作業をする。
上手い人は肘を高く上げて脇を開けて稼働できる範囲を広くとって作業をする。
ちょうどバックポーチで実践したこととリンクしていたからなるほどなぁと思って聞いていた。


そんなバックポーチで肘を高く、店長の肘を高く、異次元サーバーの右肘の高さ。
こういった点が繋がってサーブブレイクスルーに繋がった。
あーとにかく長いトンネルをやっと抜けられた。