テニスとLIVEで生きています

テニスとLIVEしか生きる楽しみが無いJDのブログです。

7月14日 ミオヤマザキ 赤坂ブリッツ

ミオヤマザキのスレに赤坂ブリッツへ。

水曜日のLUSHでのHEAVENSTAMPが最高過ぎたため、やっぱりライブは小箱だ!!!って心境になってるため大箱な赤坂ブリッツには期待出来ねーな、そんなことよりウィンブルドン放送に間に合うには何時に帰ればいいんだ???

47TOURは全滅だったので、この前のミオヤマザキは???

野音だ。

野音0428鰤のスレだ。

3ヶ月弱鰤だ。

赤鰤だから鰤だよ鰤。

 

赤坂ブリッツはさ、ロッカー腐る程あるから最高だよね。

定刻になって開演。

なんだこのSE?

こんなだったっけか?

あぁ47ツアー用のSEはこれなのか。

しばらくするとSEに女子高生が混ざってきて、このまま女子高生から始まるのかって所にオッパイ。

対バン相手の感覚ピエロの代表曲のオッパイ。

R指定の時もカバーしてたけどミオヤマザキのサービス精神。

感エロファンを一撃で掴むオッパイだった。

これまで数々のライブに行ってきたけど、対バン相手のカバーって中々無い。

パスピエの印象シリーズくらいだ。

 

オッパイからの叫び。

叫び。

叫び。

叫び。

そんなん叫ぶ一択!!!

 

そんでHEAVENSTAMPLUSHでバチクソな音を聞いてきたのですが、今日のミオヤマザキバチバチに良かったです。

いっつもバスドラバスドラバスドラ言ってて、おまえはバスドラしか聴かないのか!ってくらいバスドラ言ってるけどTHE半田ってバスドラム。あとスネアも。

大箱なのにキレがある。

箱がデカい程にボワーんってしがちだけど』ドンッ』ってミュートしてんのかな?ってくらいキレてた。

決して量が少ないわけじゃなくて、むしろ量は多い。

PA変わったのかな???

感エロのバスドラムはドーンって感じで赤坂ブリッツっぽい音だったから、やっぱり半田キレてたと思う。

バスドラムに加えてスネアのリズムの取り方も秀逸で、俺がミオヤマザキに惚れた理由Number1の半田のドラムが帰ってきたみたいだった。

ドラムだけで気持ちよくなれる感じのグルーヴ。

もちろんそこには俊吉のベースがあってこそでグルーヴが生まれてる。

こんな風に心から音に乗れるのはいつのスレ鰤だろう?

180622のO-EAST鰤かな?

懐古厨やってたけどアンスピーカブルで最新のミオヤマザキが最&高&幸の最新厨にアップグレードしたので最近の曲好きです。

この音で斎藤さんはズルいです。

ナーナーやるしかないじゃん。

隣のお姉さんが何故か左からのナーナーだったので右から一緒にどうですか?っていうか問答無用で巻き込みました。

巻き込んでみたら笑顔で応えてくれたので痴漢扱いされずに済みました。

滅茶苦茶楽しんだので記憶喪失となりステージの様子は一切覚えていません。

 

感覚ピエロ

初めて見たのは160321の豊洲ピット。

アナスト、マイファス、ボーンズが出ていて、その中で感エロは『俺達がアンプの音も1番絞って1番クリーンな音を出す。音量勝負じゃねーんだよ』って斜に構えた感じ。

出てくる音も綺麗ですねー、へー、ふーん、あっそーって感じでした。

 

次に見たのが181012熊谷ヘブンズロック。

何故か斜に構えたボーカルの兄ちゃんが滅茶苦茶サービス精神旺盛なフロントマンになっていました。

 

そしてこの日はただのカッケーバンドになってました。

こんなに纏まりある感じだったっけ?

いつの間にこんなに上手くなったんだ?

ボーカルの兄ちゃんのサービス精神旺盛感はそのままでバンドがパワーアップ。

ウィンブルドン見るから早く帰ろうと思ってたのに終始はしゃいでしまって、結局アンコールまで完遂。

そらくらい良かった。

 

ミオヤマザキ、感覚ピエロとはしゃいでしまって膝が痛いです。

今日のライブも当たりでした。

その代わりフェデラーが伝説の一戦になったであろうウィンブルドンでマッチポイントを二本逃して負けました。

5時間応援しての敗北。

ファンですら辛いのにフェデラーは何を思うか。

 

次のライブはパスピエのZeppDC。

今日じゃん。

ツアー初日のwwwxですら仕上がってたパスピエがツアーファイナルでどうなっているか見物だ。

 

 

2019年7月12日 フェデラーvsナダル ウィンブルドン

全仏オープンのSFに続きウィンブルドンでもフェデラーvsナダルが実現。

全仏はフェデラーナダルに当たるまで勝ち上がるのがシンドイんじゃないか?という懸念があったため、ベスト4で当たるのは世紀の一戦だった。

ウィンブルドンはどちらもコケずに順当に勝ち上がれば当たるといった感じで実現。

実に2008年の決勝以来の二人のウィンブルドンでの対戦。

今年のコートは非常に遅いらしく、ナダルの勝ち上がり方を見てもナダル有利か?とフェデラーファンの自分でも思った。

というか我々フェデラーファンは数々のトラウマをナダルに植え付けられているから勝てないとオートで思ってしまう性。

 

そんなフェデラーだけど非常に強かった。

全盛期とは違うベクトルの強さ。

ファーストセットの立ち上がりのサーブが良過ぎたためか、セカンドセットはナダルが慣れるのとフェデラーのサーブが落ちるで取られたものの、サードセットでは錦織とのセカンドセットみたいに立て直してきた。

 

何が良かったかというと、戦術面、技術面、フィジカル面全てなんだけど、かいつまんで見てみる。

 

①フォアハンド

全盛期のバコリフォアの封印。

全盛期のフェデラーはとにかく打てるタイミングでは波動フォアハンドを連射していた。

それがほとんど入っていたというチートテニスだったのが全盛期。

いつしかイメージにある波動フォアハンドと体の衰えとのアジャストが難しくなってきて、フォアハンドのエラーの数が多くなってきた。

ここにきてフェデラーも気付いたのか?

波動フォアハンドは柔軟性と俊敏性と膝のバネを全て持っていた若かりし頃だからこそ打てた必殺ショットということに。

それに気付いたのか昨日のフェデラーは実にクレバーだった。

波動フォアハンドが120%とすると昨日は、

ラリーは60%

イニシアチブを取りに行く時は80%

以前ならここはバコルといった場面でもじっと耐えて80-90%

この戦術が見事にハマりフォアハンドでのミスがほとんど無かった。

あれ?そこで逆クロス一閃しないの?って思うくらいナダルのバック側に丁寧に集めていた。

結果ロングラリーになるけど37歳のフィジカルどうなってるんだ状態でナダルに打ち勝つ。

思い切って攻める時はフォアではなくバックのクロスだった。

バックのクロスを鋭く打つことでナダルの浅いスピンを引き出す。

37歳にしてより疲れる戦術面を選択して成功させたフェデラーはレジェンド。

 

②バックハンド

今迄で散々苦しめられてきたナダルのスピン。

2017年くらいから対応力があがってきて、こないだの全仏オープンでもあの強風の中しっかりと対応していた。

全仏はバックでは対応していたのにフォアのエラーで負けてしまった印象。

この日も、もうバックは弱点じゃないんだよ、と言わんばかりの対応力。

クロスファイアがまさに火を吹いており、これが起点になる迄に強くなったバックハンド

素晴らしく効果的に機能していた。

 

③リターン

今迄のフェデラーはスライスリターンを多用していた。

とりあえず相手のセカンドサーブでもスライスリターン。

悪くは無いと思うのたけど、メンタル面の影響が大きく見えて、スライスリターンを打つとディフェンシブな展開になる。

ナダル相手でも対空時間があるからナダルも準備万端。

そして今年あたりから登場したブロックリターン。

元々合わせて打つのに天賦の才を持つフェデラーがブロックフラットリターンをしたらどうなるか?

結果

相手はサーブを打った後にスプリットステップを踏む間も無くリターンが飛んでくる。

コートの中でライジング気味に合わせてくるからタイミングが早い。

ネットを避けるためセンターベルトの上を通しているように感じたが、これが深く入ると体制が整って無いうちに球が来てる事態が発生。

浅くても速い、跳ねないで相手にイニシアチブは取らせない。

フェデラーさん37歳にしてフラットブロックリターンを修得。

 

主にこの3つが勝因だったと思う。

このプレースタイルで5セットマッチを勝ち切るフィジカル。

どんな過酷なトレーニングしてるんだろう?

そんなトレーニングを目の当たりにしてるからこそのミルカ夫人の悲痛な応援があるんだな。

11年越しのフェデラーvsナダル

ここ久しく見れて無かった人外ラリーの応酬で2人はレジェンドたるべくしてレジェンドなのだと再認識。

 

明日は決勝。

フェデラーに頑張って欲しいな。

7月10日 HEAVENSTAMP 渋谷LUSH

一言で言うと、

糞やばかったです。

 

入場のSEがくっそボワボワでおいおい大丈夫かよwって思ったんだけど、1曲目のラブビルダーズの始まりから今迄で行ったライブ史上1番凄まじかったかもしれないバスドラムが飛び出した。

あっ、ソニスのスレイヤー凄まじかったの思い出した。

スレイヤーは置いておいて、今日のヘブンのバスドラムは圧倒的量感なんだけど決してボワつかす膨らまず締まってる。

もうバスドラムだけでご飯喰える。

そんでバスドラムだけじゃなくてグルーヴも素晴らしかった。

圧倒的な低音に負けないサリーの歌声。

今日のサリー完全に仕上がってた。

声も美しさも可愛さも。

ベビメタ横アリ2日目で俺の史上ベストライブかもしれないとか書いたけど、やっぱり本質の音の部分は大箱と小箱じゃ天と地ほどの差がある。

この日の音はO-EASTクラスになるともう出せ無いんだと思う。

チッタでどうか?って言ったところか?

そんぐらい凄まじい音とグルーヴと歌唱でした。

ヘブンの曲で好きなのはスタンドバイユ、プラスチックボーイガール、カーニバル、キラーキラー、デカダンスとか圧倒的に踊らせてくる系が好きなのだけど、今日はバスドラムだけで飯が喰える程なのでまったり系でも全然大丈夫。

カフェモカ大好きだし。

この時間がずっと続けばいいのに。

 

 

新曲の蜘蛛の糸はスペースオッドで聞いた時よりも洗練されて見違えるように良くなってた。

これはキラーチューンに育っていくのかな。

 

新たな試みDJセットっていうので卓で廻すのかな?って思ったらカラオケだった。

なにか違ったのだろうか?

 

バンドセットに戻ったらアホみたいに鳴り響いてたバスドラムの量が減って全体的にバランスが良くなったと思う。

ベースが聞こえやすくなってた。

個人的には前半のままのバスドラムで良かったのに。

アンコールのhypeでぶち上がって終了。

 

今日の音で500円は申し訳ないので物販で財布を空にして帰ってきました。

サリーは日本のライブはチケットが高過ぎるって言ってて、リキッドルームでも1500円でやると言ってた。

ワンコインライブももっかいやるそうだ。

いやいや別に3500円くらい普通に出すし。

サリーが言ってた。

『手前味噌なんだけどHEAVENSTAMPは曲よしライブよしだよねぇ』

さらに言うとサリーのビジュアルよしなんだが。

本当になんで売れないかが不思議なんだが、曲よしライブ良しフロントマンよしだけじゃ売れないのがこの世界なのかな。

少しでも知名度あげるためのワンコインライブだと思うけど、9月のvol.2は今日の客がもっかい来るだけにならんかな?

中々難しいなぁ。

 

ライブは大満足です。

こうやって立て続けに滅茶苦茶良かった!!!って思えるライブが続くと反動が心配。

 

ブレイクスルーは突然に190709

前回のブレイクスルーは大振りのフックの如く空振りした。
ストロークはまぁまぁなのだけどサーブはさっぱり。

banbansuzuking.hatenablog.jp

フォアハンドもバックハンドもそれなりにラリーが出来るレベルになっているのにサーブ力がとても低い。
相手が強くなってくるとサーブがどんどん強くなってくる。

相手のサーブゲーム⇒俺ピンチ
俺のサーブゲーム⇒俺ピンチ

常にピンチじゃ勝てるわけが無い。

そこで上手い人のサーブを観察することにした。
呪術廻戦5巻を読むと上手い人は目が良い。
手が上達する前に観察力が上達しないと手は上達しない。
確かになぁ。
世の中のセンスのあるって言われてる人達は運動神経に天性のものがあると思っていたのだが、観察力が優れている
のだろうか?
観ることで効率的な動きのコツを見出しイメージし実践する。
上達をする程に動きが見えるようになってくるのを感じるけど、センスの良い人ってのは動きが見えるようになるのも早いのだろう。
そんな訳で観察。

この人のサーブ凄いなっていう人の共通点としてはトロフィーポーズが一瞬の場合が多い。
サーブと言えばフェデラーだけど、フェデラーの場合は全てが滑らかに一連の動作になり過ぎていて、俺の観察力だと何処がポイント
なのかわからない。
そのため他の人を見てるのだけどサーブの名手にトロフィーポーズで『んんん』って溜めがある人はほぼいないと言っていいだろう。
膝が一瞬曲がって即発射。
パッパーンって感じだ。

素振りしてみるとう~んキッカケが上手く掴めない。
ロジャー先生を観察していて思った。
テイクバックからトロフィーに至るまでに打球面がコートの後ろのほうに向く区間があるように感じる。
ラオニッチとかは打球面がずっと相手のコートに向いたまま。
試しに打球面を後ろにしてテイクバックしてみる。

これは・・・
非常にスムーズに振れる。
フォアやテイクバックの構えから膝が入った瞬間に起こるヘッドダウンがサーブでも起こることを感じ取れる。
そう言えば打球面が後ろ向く人って他にもいたよな・・・

そうだ!!!
ピート大先生だ!!!

早速サンプラスの動画を見てみるとテイクバックで打球面が後ろを向いていることが確認できた。

これはブレイクスルーの大予感。

明日から俺はサンプラス!!!!

7月7日 BABYMETAL ライブビューイング

横浜2daysがどちゃくそ楽しかっただけどステージの様子がほとんど見えなかった。

だからじっくり見れるライブビューイングはありがたやナンマンダブ神様仏様キツネ様

 

ライブビューイングですぅもあの顔をクッキリハッキリ見れると思いきや靄ってるとかひどい。

こうやって見るともあちゃんが超絶美人になってるのは周知だったけど、すぅちゃんが美人のみならず超絶可愛いことがわかりました。

てか、一体全体何頭身だよすぅちゃん。

9くらい???

このスタイルだとダンスが映えるし、すぅもあの成長は奇跡。

華乃ちゃんが中学生とか本気なのか?

ゆいもあが中学生の時はこのクオリティじゃなかったと思う。

 

モアバンギャーはケルンやO-EASTでは蚊の泣くような声だったのに、しっかり歌えるようになって親戚のおじさん気分だよ。

歌の練習もしてるのか?

それとも体力と呼吸に余裕が出来た賜物か?

 

新曲シャイニング。

これはザワンより断然好き。

ザワンは身内で蛍の光命名してたけど、これは単純に良い。

 

アルカディアはベビメタスタッフだとライブじゃまともに音響調整するのは難しそう。

ラインでもこの出来って何なんだよw

とは言っても何時もヤキモキさせられるベビメタのPAだけど、ライン取りならそういうのも無くて一定以上の音質で満足行くライブビューイングでした。

過去最高に画面を集中して見たBABYMETALだった。

BABYMETAL Glastonbury Festival 2019

グラストンベリーに出るのが決まったことを聞いた時、へぇ~そーなんだーって思いました。

海外の名だたるフェスに出まくっているベビメタなので、新たに大きなフェスに出るよって言われても何も感じなくなってきているのがメイトあるあるだと思います。

日本で好きだけど売れてないバンドが渋谷のTOKYO CALLINGに出るってなっただけでも、キタコレアツイ!!!ってなるけど、ベビメタの場合は完全に麻痺してる。

サマソニも今年は来日してくれるんだアリガタヤーくらいに感じるから。

 

最初のヨーロッパツアーで現地の空気を感じた結論。

 

ベビメタはどこへ行っても大丈夫。

 

ダウンロードだろうがヴァッケンだろうがメタルラウドロックフェスでベビメタがコケルことなんて無いだろう。

その先も思ったとおりに快進撃を続けたベビメタ。

ダークサイドだろうがメンバーが誰になろうが一定のクオリティは保つから問題ないのがベビメタ。

 

なんだけどグラストンベリーはこれまでとは毛色が違うらしい。

客層がラウドロックでは無くてポップス。

極端に言ったら歌謡曲

ラウパに八代亜紀が出た時に思ってこと。

あーそうなんですーふーん

全く興味が無い。

八代亜紀レベルの知名度でもそう感じるのが畑違いというもの。

それが逆パターンでイギリスのポップスフェスに日本の良くわからないバンドが出てくるって。

俺が客だったら1μmたりとも興味がわかない。

 

そんなフェスなので見ることが出来たら見てみたいと思っていたらBBCのLIVE中継を見ることが出来ました。

文明の力おそるべし。

ベビメタの前に流れていたYear & Yearを見ると、これは想像以上に畑違いだ(笑)

思い出すのは稲妻ロックフェス。

稲妻地蔵という名言を残した伝説のフェスよりも畑違いに見えるレベルだ。

ベビメタの出演が決まった時にはソールドアウトで海外メイトもいない状況。

これって過去最凶のアウェイじゃないか。

過去最強のピンチじゃないか。

 

これまでのベビメタのピンチと言われた戦い。

ラウドパークでガチメタラーにぶっ殺される

・ソニスで本物のガチメタラーにぶっ殺される

 

ラウパは散々ガチメタラーにぶっころされると言われていたのに蓋を開けたらどこにいたのそんな人達???状態だった。

ソニスは小便入りペットボトルが飛んでくるとかレ○プされるとか散々言われていたけど蓋を開けたらそんな人達はいなかった。

結局のところ好きな音楽のジャンルが似通っているところで、それなりのパフォーマンスを見せれば受け入れられるってこと。

 

でもグラストンベリーは違う。

音楽の趣味が違う客。

完全勝利扱いのソニスフィアでも現地にはソニス地蔵が沢山いた。

曲を重ねていく毎に地蔵に命が吹き込まれていった。

banbansuzuking.hatenablog.jp

 

でもそれは音楽の趣味が同じだから。

畑違いの音を聞かされてどう思うのだろう。

 

でも、だって、だけど、唯一無二のすぅちゃんの歌声がグラストンベリーの観衆に響く可能性を信じたい。

 

フェスの醍醐味のひとつがサウンドチェック。

日本だったらスタッフがボーカルマイクチェックをするけど、ここではすぅちゃん自らがテスト。

サウンドチェックの時点で青空の彼方迄届いてしまいそうな声をしているすぅちゃん。

 

えっと、私の記憶が確かならば、あなたは昨日、一昨日と横浜でライブをやっていましたよね???

喉にダメージどころか横浜でアップ完了みたいになってるじゃん・・・

 

日本のBABYMETALをアピールするためか女狐スタート。

開演と同時に恐ろしいことが起こった。

それは瞬きする一瞬の出来事。

邪神メデューサがスクリーンに映し出されたのだ。

メデューサが睨みを効かせたその刹那、グラストンベリーの観衆は石化して地蔵になってしまった。

メデューサの魔力は凄まじくグラストンベリー地蔵はピクリとも動けない。

運よくスクリーンから目を逸らしていた者達が極少数いて、その人達はベビメタの音楽を楽しんでいた。

 

対してベビメタはすぅちゃんも、もあちゃんも全く疲れを感じさせない。

えっと、私の記憶が確かならば、あなた達は昨日、一昨日と横浜でライブをやっていましたよね???

疲労どころか横浜でアップ完了みたいになってるじゃん・・・

※二回目

完全アウェイを目の前にしてすぅちゃんは戸惑いを感じることもなく、『くっそアウェイだなー、まーしゃーないなー』くらいな表情。

これが今まで数々の異国の地で不安を乗り越えてきた経験値か。

 

それにしても最愛ちゃんダンス上手くなったなぁ。

横アリはステージから遠過ぎてなんだかんだ言える程見えなかったし、スクリーンも小さくてよくわからなかった。

何より楽し過ぎて目よりも耳に神経が取られてしまっていて、時折思ったのが最愛ちゃんメタクソ美人さんになってない?ってぐらい。

それがこうして太陽光の下でハッキリと見えると上達が良くわかる。

昔はダンススキルのゆいちゃん、愛嬌の良さで盛り上げる最愛ちゃんって感じだったのに今や立派なダンサー。

mikiko道場の弟子であって姉貴分Purfumeと同じくダンスにしなやかさを感じる。

激しい動きなのに硬さが無くて滑らかでしなやか。

子供の体から大人の体に変化して何頭身だよ?って手足が長く見えるスタイルがダンスの美しさを引き立てる。

いや、ダンスが最愛ちゃんの美しさを引き立てるのか?まぁどっちもか。

今の最愛ちゃんとゆいちゃんのBABYMETALを見たかった。

 

現地じゃどんな音が鳴っているかはわからないけど放送用の音はとても良い。

ザクザクのギターがたまらない。

横アリもメディア化されたらこんな音になるのかな?

 

日本じゃ大盛り上がりのメギツネだけどグラストンベリー地蔵はあまりに硬い。

そんな超アウェイで驚きの光景を目の当たりにした。

すぅちゃんジャンプしろって煽るんだ・・・

この糞アウェイで煽るんだ・・・

いくら世界のBABYMETALでも流石にここで煽っても無理でしょ・・・

ベビメタは進行が決まっているってのもあるけど煽り無しという選択肢は無かったのだろうか???

煽ってもノーリアクションだったら俺だったら心折れるよ。

 

案の定煽ってもグラストンベリー地蔵は無反応に近い。

20歳の女の子がこんな仕打ちを受けて良いのだろうか。

すぅ様だから動揺する素振りも見せずこなしていたけど、心の中では何を思っていたのだろう。

F-HEROが横アリでラップ歌うの怖くて仕方無かったと言っていたけど、すぅちゃんも無反応の客見て同じようなこと感じたのかな。

まぁ、無いか(笑)

 

 

ソニスでは曲を重ねていく毎にソニス地蔵に命が吹き込まれていったけど、グラストンベリー地蔵はソニスよりも硬い固い堅い難い。

どうやら石化のみならず、メデューサの魔力によって産み出された闇の衣まで纏っているようだ。

 

PAPAYAでも驚きの光景を目の当たりにした。

すぅちゃんジャンプしろって煽るんだ・・・

この糞アウェイで煽るんだ・・・

 

この煽りの効果なのかPAPAYAが終わった時点で闇の衣が取り払われた気がする。

 

知名度No.1のギミチョコを経てのKARATE。

30分間に渡るすぅ様の天を地を海をも割る歌声による石化解除処置の結果奇跡が起きた。

地蔵の石化が徐々に解けていったのだ。

グラストンベリー地蔵が動いた。

メデューサに石化された地蔵様が動いた。

 

RORWODはこのフェスには余りに似つかわしくないかなと思っからKARATEで終わりかと思いきやROR

えっ?WODの振りもやるんだ・・・

 

邪悪なメデューサの眼によって石化され地蔵となってしまったグラストンベリーの人々が、すぅ様の歌声によって石化が徐々に解けていって人間の姿に戻って行く奇跡を目の当たりにしたフェスでした。

 

それにしてもすぅちゃんまたパワーアップした???

体が出来上がってる感じだから、肉体的な余裕が歌声にも余裕を持たせてるのかな。

あれだけ中高音が響いていると頭痛くなってきそうなものなのに、不快に感じないすぅちゃんの声。

ってRock On The Range 2018でもパワーアップしたとか言ってた気がする。

 

サポートに入った蛸師。

まずは横アリ1日目、グラストンベリーとミス無く終えたことに大きな拍手を送りたい。

今のBABYMETALにメインダンサーとして迎えられ初舞台が1万人の横浜アリーナ

二回目の舞台がイギリス人しかいない超絶アウェイな海外のデカすぎて現実感が無いフェス。

モーニング娘。としても大舞台には立ってはいるのだと思うけど、基本的に全員味方である自分のグループのライブと、世界のBABYMETALのYUI-METALのポジションに入るというのは全然違う。

ミスでもしようものならどんなバッシングが待っているか想像出来ない。

グラストンベリーは生中継されてイギリス中に放送されるそうだ。

彼女の感じていた重圧はどんなもんだったのかなぁ。

そんなプレッシャーの中でミス無く演じ切ることが出来たというのは素晴らしいこと。

ダンス自体はパワフルだけど固さがあって、すぅもあの激しいけれどもしなやかなレベルには遠さを感じた。

今のすぅもあは肉体的にも精神的にも鍛え抜かれて異次元レベルに昇華してきてるから差があるのは仕方無い。

今はブランクもあるだろうし慣れの問題もあるから、怪我さえしなければ3ヶ月もツアーを回っていれば見違えてくると思う。

すぅもあと並んでいると太いなと感じるところもベビメタの運動量こなしていれば絞れてくるでしょ。

すぅちゃんも最愛ちゃんもパッチリおめめだから、一重のクールビューティー路線がいると良いアクセントになるんじゃないかな。

 

ライブビューイング、サマーソニックフェスティバルと楽しみが続く。

インド好きなんだよね(笑)

6月29日 BABYMETAL 横浜アリーナ

昨日あれだけのライブを見せてくれたBABYMETAL。

2daysは2日目の格言どおりなら何処まで上げてくるのか?

 

とりま昨日のワケワカメ入場待ちは全く無くて俺が行った頃には待ってる人すらいなかった。

スタッフに聞いたらパソコンのトラブルだったとのこと。

なるほどね。QRとか読み込めなくなっちゃったんだろな。

 

昨日と全く同じオープンニングを経て、同じセトリで音出し一発目。

もうね、

昨日のラストと比べても段違い。

何を弄ったのですか?って程に音のレベルが上がってた。

要約すると最高でした。

しかしここで問題が。

この音でモッシュ出来ないとか生殺しだぞ...

新曲が静かに終わりメギツネ。

悶々としていたらピットが広がりハーコー始まった。

まじかオマエラ!!!

優秀過ぎるだろ!!

そのまま最初のソレソレでモッシュ発生。

音良し、ブロックのノリ良しでメギツネ初っ端から顔がニヤけてしまい終演まで終始笑顔。

本当にライブを楽しんでる時ってのは顔が勝手に笑顔になってしまうことを思い出した。

こんな風に笑顔が止まらないライブはいつ以来だろう。

最初の一曲目は膨らみ気味だった音が整理さらていって横アリレベルの箱では至高の音だったんじゃないかな。

そんな中でのナメタライカンゼヨモッシュとか最高過ぎた。

その後は楽しいなぁ楽しいなぁ楽しいなぁってずーっと多幸感を感じながら終演まで暴れ倒しました。

KARATEの倒れる所で女の子を引き起こしたら満面の笑み。

そうだよなぁ、今日めちゃくちゃ楽しいよなぁ。

2daysは後ろの日って格言がここまで具現化されるかと感じたライブだった。

多分2019年の個人的ベストライブになると思われる。

それぐらい最高のライブでした。

ベビメタの大箱は体がぴくりとも動かずぽっカーンする確率が結構高くて、横アリかぁとりま行くわーくらいの意気込みだったのにこんな体験出来るなんて。

これだからBABYMETALはやめられない。