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ブレイクスルーは突然に230303フォアハンド篇

廻り込みフォアのストレートが全く打てない。

遥か大昔はフラットで打つ得意ショットだったのに、スピンで打つように意識してから全く上手く打てない。

上手く打てた感覚のショットも動画で見返すとあぶなかっしくて仕方が無い。

良く入ったなって感じだ。

とりあえず打点がしっちゃかめっちゃか。

一番苦手なのが相手のバックのクロスがセンターラインちょい左に着弾して、廻り込みのストレート気味のクロスを打つ時。

まぁ、上手くいかない。

打点が遅れて真ん中に行ってしまったり、詰まってガシャったり。

このショットが試合中の多大なストレスになっている。

クロスに打たれた球をクロスに打つのはそこまで苦にならないのに、廻り込みのクロス気味ストレートがとにかく苦しい。

廻り込みの逆クロスはミスする気配すら無いのに。

 

今一度考えてみると実にシンプルな答えがそこにはあった。

廻り込み逆クロス

青が理想

赤が振り遅れ、打点詰まり

紫が振り急ぎ、体が開くのが早い

要は逆クロスは赤のミスショットがピンチにならずに棚ぼたラッキーショットになる。

紫になっても失点にはならないし、その後にフォア側に打たれることはあっても致命傷にはならない。

 

対して廻り込みのクロス気味ストレート

青が理想に対して、

赤が振り遅れ、打点詰まり

これが逆クロスの場合は振り遅れ、打点つまりだからこそ球の球威が無くなって浅い鋭角に収まっていたのが、クロス気味ストレートの場合は相手がクロスに叩き込むドチャンスボールになってしまう。

紫の場合は即失点

周り込みの逆クロスと比べると得られる結果が大違いだ。

 

 

クロスに打たれた球をクロスもドチャンボになりがちだけど、ここはストレートにループボールの逃げの選択肢をとりがち。

だからサウスポーでフォアのクロスが打てる人だと勝ち目ないんだよなぁ。

 

このように廻り込みのクロスが何故ストレスになる結果になりがちかはわかった。

しかし、もう一つ多大な問題があったのだ。

 

それはボールが向かってくる方向

 

逆クロス

ボールが向かってくるため打点が近くなる、振り遅れがちになる。

結果 相手のバック側に角度がついた浅い球が行きがちになる。

 

順クロス ボールが遠くに逃げていく

結果 クロスに打てる打点では無くなりストレートにループボールで逃げることになりがち

 

クロス気味ストレート ボールは自分に向かってくる。更にはオープンコートに相手が戻る時間を奪うために前で取りたい。ますますボールが向かってくる相対速度が速くなる。

結果

まともに当たらない

 

これが結論

X軸方向だけを意識すれば良い他のショットに比べて、Y軸方向の距離を定めるのが非常に難しいのがクロス気味のストレート。

ではどうすれば良いか?

 

スクエアかクローズ気味に自分から球のくる方向に踏み込んで打つべし

 

それくらいの気持ちを持って打つと、思いのほか打点が近くなってしまう場合にも対処し易いのでは?

 

セミオープンで球を待っていたら打点が近くなってしまう。

昔は球を引き付けて打点をしっかり見て打っていないと考えていたのだけれども、球はどんどん自分に近付いてくるのだから、待てば待つほどに打点が近くなってしまい、最後に左側にジャンプしながら打つはめになる。

こんな意識と結果だから上手く行かなかったんじゃないかな?

 

球の来る方向に一歩踏み込むぐらいで待っていれば、例え球が思ったよりも近くなってしまった場合は、踏み込まずに打てば良いし、踏み込む方向の調整で対応できる気がする。

 

それと打つ球種。

巻き込みスピンくらいの気持ちでナダル打ちをベースが一番ミスにならない気がする。

速い球を打つ意識だとスイングが円運動になってしまって、球が近くなった時に肘を畳んで対処するのが難しい。

ナダル打ちで巻き込みスピン意識だと近くなっても肘を畳んで下から上に対処し易い。

 

そして甘くなって返ってきた球を一番イージーなショットである逆クロスからのネットプレー

これがいいんじゃないかな。

 

今回のブレイクスルー

廻りこみストレートはY軸方向の球の接近速度が半端ないから、こちらから球に向かっていくくらいの速い意識で巻き込みスピンで打つべし!!!