テニスとLIVEで生きています

テニスとLIVEしか生きる楽しみが無いJDのブログです。

230306ブレイクスルーは突然にストローク篇

前回のブレイクスルーを書いてから考えてみた。

打点が体に近くなってしまう。

めちゃくちゃ意識していても近くなってしまう。

それならばオープンスタンスをやめてクローズドスタンスやスクエアスタンスに取り組んでみよう。

フォアでオープンスタンスありきで入った場合に球が近くなってしまった場合の対処法は左側に横っ飛びするしか打点調整する方法が無い。

クローズドスタンスありきで考えると、想定よりも近くなってしまった場合はスクエアスタンスに変更。

更に近い場合はオープンスタンスで対処。

このように柔軟に取り組めるではないか。

 

そんな風に考えてシングルスをやっていた。

土曜日

廻りこみのクロス気味ストレート

クローズドスタンスで踏み込んで打てた時は良い感じ。

純粋なクロスラリーも当たると良い感じ。

ただアドサイドのリターンでフォア寄りの浅いサーブを打たれるとリターン出来ない。

こんな感じでクローズで入るためにはもっと打点が右側に無いと、リターンの構えで右足のあたりに打たれた浅い球には全く対処できない。

悶々とする。

まぁ、結論から言うと、これ

ボディに浅い球を打たれた時にクローズだと対処難しいと前回書いているのに、リターンで斜めの概念が入ると忘れてしまう。

 

更にはデュースサイドのクロスリターン。

ここより右側に打ってくれれば綺麗に打てる。

けれども内側に入るとステップイン方向が内側になってしまって図のように打てない。

更には外側だとちょっと振り遅れたら前衛一直線。

なんか違うなぁ。

 

とりま内側に入ると全く打てないからどうしたもんか状態。

そして思いつく。

前のボールや内側のボールに対応するために、クローズドスタンスを斜めに考えてみる。

前足を前に踏み込む量で調整する感じ。

これだとスイングほうこうが滅茶苦茶だからこんな感じか。

 

ボールが向かってくる方向と全く違うスイング。

ベースライン真後ろからネット方向にスイング。

打球方向は面だけ。

こんなん向かってくる打球に対して拮抗するスイング成分が全くないから難しいと思うのだがトライしてみた。

 

ブレイクスルー

 

来ました。

遂にきました。

ここ数ヶ月で一番の手応えを感じている。

当たりが薄くなる気がしたんだけど、そんなことは無い。

バチコン当たってクロスに飛んで行く。

めちゃくちゃ厚く再現性高く当てられるのに、めっちゃくちゃ楽。

クローズドスタンスで横向きとか一切考えずにベースラインに沿って体は正面を向いたまま左右に動くだけ。

浅い球に対しても真っすぐ正面向いたまま入っていけるから滅茶苦茶楽。

こんなに楽していいんですか???ってくらい楽。

テニスって簡単だったんだなぁ。

でもこれに気付けたのもスライスサーブの練習をしたからかもしれない。

ラケット垂直に立てるインパクトでスイング方向はアドサイドでいったらベースラインに沿った方向。このスイング方向でサービスボックスに入れていく感覚をちょっと掴んでいたからかもしれない。

 

課題の廻り込みクロス気味ストレートも全く同じ。

スイング方向と飛ばす方向が全く違う。

けれども滅茶苦茶球が厚く当たって飛んで行く。

 

飛んでくる方向とスイング方向が異なると当てるのが難しそうなイメージだったのだけど、実際にやってみるとこんな感じ。

固くて分厚い壁で全てを受け止められる感覚だ。

バックハンドも完全に同じで簡単にクロスに飛ばすことが出来る。

 

いままで飛ばす方向とスイング方向が違くても面の向きで飛ばしたい方向に球が飛ぶというのを理解できなかった。

ここに来てサーブとストロークでスイング方向と打球方向の乖離が埋まってきた。

もしかしてテニスで最も上達を妨げているのがこの乖離の理解なのかもしれない。

 

今回のブレイクスルーは来ましたよ。

シングルスを二セットやっての再現性の高さだったから、先週の幻とならないことを切に願う。

 

やるべきことといったら、

軸足で打ちたい方向に壁を作る。

真後ろから真ん前に振る

 

以上

円運動じゃないから打点が近くなっても対処し易くて、あまり神経質に打点を意識しなくても済む。

良い事尽くめだわ。

あとは今月通して再現性を確認できれば完璧なるブレイクスルーだ。

今までのブレイクスルーとは次元が異なるよ。

ついに俺も上級者の仲間入り!!!