先日のブレイクスルーを以て意気揚々と土曜日、日曜日の試合に臨んだ。
上手く行く時もあるのだけれども中々上手く行かない。
何が上手く行かないってヘッドが落ちない。
落ちたヘッドをインパクトに綺麗に合わせられない。
何がいけないってヘッドが落ちないことが一番の問題。
ダブルスでは相手のマッチポイントでダブルフォルトして負け
シングルスでは1-5から4-5まで追い上げてからの相手マッチポイントで決めるだけスマッシュ(どチャンボと言う)をネットにかけて負け
どちらの敗戦も精神的ダメージが大きい負け方。
つらい。
悲しい。
何年テニスやっているのだろうか?
そして何故素振りでは上手く行っているヘッドダウンが試合では上手く行かないのか???
分析してみたところ新たなる発見。
ひとつ、
図が今回のイメージ①
素振りではこの状態からでも全く問題無くヘッドが落ちる。
けれども不思議なことに試合になると上手く行かない。
今回は期待が高かったのもありションボリしながら何でだろう?と考えていたら浮かんできた。
ヘッドを落とすためのキッカケには上方向へのベクトルが必要なのでは?
素振りでは前方向へのベクトルが取り込まれているからヘッドがスムーズに落ちる。
前に振ることで肩が水平方向に廻ってラケットが遅れて出てくる時にヘッドが落ちる。
しかしながら試合はスピンサーブ。
ほぼ真上へのスイング。
肩が水平方向に廻ることは無い。
では水平方向に回すためにはどうすれば良いのか?
左手をガン上げして左肩と右肩の傾斜を作ってやれば良い。
これが出来れば左肩が落ちると右肩が上がってラケットが遅れる形が出来てヘッドが落ちる。
単純に両腕バンザイからではラケットヘッドは落とせないことが判明した。
ふたつめ、
テイクバックの深さ。
ラケットボール接地トスを意識していたら何時のまにかテイクバックが浅くなっていた。
前から上げたラケットを深いところまでもっていけていない。
この状態からだと肩が廻ってからラケットが動き出す迄にラグが出来てリニアにヘッドが落ちない。
このように深いテイクバックだとタイムラグ無しにヘッドをリニアに落とせる。
この二つ。
この二つが疎かになっていたためラケットヘッドを上手く落とせなかったんだ。
左肩と右肩に傾斜が付いている画像が正解で過去にブログ書いてるのに俺は何をその時思っていたのだろうか?
胸をガン上げだって(笑)
画像では左肩が上がっている状態とも胸をガン上げともとれるわけだ。
サーブが素晴らしい選手の共通点である左肩と右肩の傾きライン。
今まではパワーを出すためのみに使われるものだと思っていた。
サーブ強い人は無意識なんだろうけどヘッドが落ちる効果が大きいんじゃなかろうか?
フォアハンドは水平に体を捻って水平方向に振り出せばヘッドが落ちる。
サーブは左肩を上げて垂直下方向へ左肩を落とすことでヘッドが落ちる。
サーブもフォアみたいに打ちたいとずっと思ってた俺にはここが盲点だったみたいだ。
サーブが素晴らしい選手は左手が高く上がっているのはわかっていた。
しかしながら左肩と右肩のラインが重要なのであろう。
これで俺も素晴らしいトロフィーからのサーブが強い人って呼ばれちゃうかも。
失敗体験が成功を見出す。
今回のブレイクスルー
左肩ガン上げサーブ
これは来たでしょ!!!
こないだもブレイクスルーて言ってたけど今回は来たでしょ。
ていうか来てください。