最近めきめきとスピンサーブが上達しているのを感じている。
良い感じの時の当りの感触と弾道と跳ね具合。
これならイケると思わせてくれる。
そんな時に友人からスピンサーブ良くなったよねと俺のサーブの画像が送られてきた。
どれどれ、
俺のブレイクスルーしているサーブはどんなもんかな?
画像を開くとそこには驚きの俺がいた。
打ち終わりの着地点がベースラインより遥かに後ろ・・・
青いラインがベースライン
嘘でしょ・・・
写真を撮られた時のサーブはイマイチだったからある程度は致し方無いとは思っていたが、ここまで酷いのか・・・
理想の左足の着地点はベースライン内側にこれくらい中に入りたいのに・・・
これはどげんかせなあかん・・・
現在の現実を見直してみた。
俺のサーブのスタンス。
スピンサーブだから右足の位置で真上に振り上げてやる必要がある。
この時点で打点がめっちゃ後ろ。
着地点が後ろなのも当然だ。
とりあえずはトスを前に上げることから初めた。
トスをベースラインの中に上げると全く打てない。
スピンサーブだから右足の位置で真上に振り上げてやる必要がある。
右足の位置をボールに持っていくためには・・・
体を閉じたまま前にジャンプしてやればいいんだ。
実践してみる。
はい!無理!!
体を閉じたまま前にこんなにジャンプできません!!!
プロはすげー前に飛んでいるように見えるんだけどなぁ・・・
体を前に飛ばすのは無理だから違う方法を考えてみた。
右足の上で捉えるためには・・・
そうだ、足を寄せればいいんだ。
このように右足を寄せてやれば右足がボールに大分近くなって上に振り上げられるようになってくる。
しかしながら、ただでさえセンスが無くて、トスも安定しなくて、下手糞なサーブで、更に右足を寄せるという行為が増えるのは難易度が高い。
足を寄せるサーブを丸一日やってみたところ、まぁまぁ良くなってきた気がするけど、前の後ろ打点の時のような感触は得られなかった。
足を寄せるサーブに慣れていけば理想に近づくことが出来るのか?
でもティームやフェデラー大先生は足を寄せないんだよなぁ・・・
ティームは最初からスタンスが狭くて右足の位置とボールが近い。
フェデラーはスタンスが広いけどベースラインに並行に広い。
俺は前後に広いけどフェデラーは並行に広い。
これなら右足に近い位置関係で振り上げるのが簡単だ。
そういえばサンプラスもベースラインに並行に広い。
このスタンスで素振りをしてみると実に振り上げることが容易であることが体感できた。
むしろなんで俺は前後に広いスタンスを取っていたのか全く理解できない。
多分後ろから前への力を加えるのだ!!!とか思っていたんだろうな。
枝葉末節でブレイクスルーは勘違いがかなり多いけど、このように抜本的に変化する時は結果も劇的に変わってくる時が多いと思う。
本日のブレイクスルー
ベースライン並行スタンス