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ブレイクスルーは突然に210712

ちょっと前のブレイクスルーでテニスが変わった。

地面に垂直でボールを捉えるという神話は間違いであるのだ。

実際の事象と結果に乖離が産まれていることを漠然と感じていたのを実現させたのが以前のブレイクスルー。

このブレイクスルーによってテニスが一変した。

①相手の球が深くて跳ねあがってくる時にショートバウンド気味に処理する時、

②相手の球が跳ね上がって上昇中に高い打点で打つ時、

③相手の時間を奪うべく相手の浅く入ったスピンを上昇中に捉える時、

このようなシチュエーションでは従来は面を垂直から上向きに意識していた。

①は低い打点だから上向きの面を作る意識

②は高い打点で追い込まれているから上向きの面で上に飛ばして時間を稼ぐ意識

③は垂直で打ち抜くイメージ

 

だがこれが①、②、③イメージだと全部上に抜けていく。

跳ね上がってくる球に対しては面を被せて上に振りぬく。

こうする必要があったのだ。

 

こうしてスピンを掛けて上に飛ばすのであればボールの上側を捉える必要があると学んだ。

ブレイクスルーを果たしてからはテニスが非常に簡単になったのだが、上手く行かない時も出てくる。

相手の死んだ球を落として打つと糞難しい。

漠然とわかったこと。

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青の区間で捉える時は面は被せてボールの上側を捉える

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赤の区間で捉える時は上側を捉えてしまうとボールが下に飛んでいってしまう。

落ちてくるボールに対しては垂直~上向きで打つ必要がある。

 

スライスも同様。

スライスを打っていて上手く行く場合と上手く行かない場合があった。

これまでのイメージではラケットは地面と垂直でボールを捉えてフラットに近いスイングをするのが浮かずに滑るスライスを打つコツだと思っていた。

 

それはそれで間違いでは無いのだがスピンと同じく上手く行かないシチュエーションが出てくる。

スライスの場合は相手の球が浅くて、ボールが頂点よりも落ちてくるときに垂直面で捉えようとするとネットミスが非常に多い。

ずーっと漠然と感じていた。

すなわち今回のブレイクスルー改と同じこと。

 

相手の球がスピンで跳ねあがってくる場合。

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このように地面と垂直に捉えて上から抑え込むスイング。

 

相手の球が死に球で落ちてくるところを捉える場合

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このようにボールの真下を捉えて上に打つようなスイングが必要になる。

 

ずっとインパクトは地面と垂直神話で固まっていたら辿り着けなかっただろう。

ちなみに上手い後輩には20年前に「面の向いている方向と打球が飛ぶ方向は必ずしも一致しない」って言われたことがあった。

当時の俺は面がした向いていたらネットこすどころか地面直行じゃん!!!って意に介さなかったのだが、今になってようやく理解できた。

これを理解して修練を積むのと、面は地面と垂直と頭カチカチで練習を続けるのでは上達に大きな隔たりがあるよ。

こういうことに気付けるか気付けないかが所為センスというものか。

 

今回のブレイクスルー

相手の球によってボールの捉える位置は変わる