ボールへのラケットの入れ方の意識とメーン打法によってフォアが劇的に進化しました。
打点さえ取れれば球は飛ばせる。
即ち打点への意識レベルが上がって如何に体をボールから離してスイングできる距離を確保出来るかに注力している。
ただし、廻りこみのフォアのダウンザラインの精度が今一つで、体を廻し過ぎてしまっている感じがある。打点に入ったつもりでも体を廻し過ぎてしまっているので想定打点と実際の打点にズレが生じてる感じだ。
威力を求めて体を廻したくなってしまうが、廻し過ぎをグッと堪えて展開していきたい。
フォアがほぼミスをするイメージが無いのに対してバックハンドはというと
ゴミ
ひーひー言いながらなんとかコートに収めているだけ。
フォアのように確実にボールにスイングの力が伝わっている感が無い。
バックハンドいけてないポイント1
『左脇が締まりんぐ』
めちゃくちゃ締まっている。
完全に閉じている。
空けたほうが体の力が伝わり易いと漠然と感じていたのだが、気付くと閉じている。
閉じている利点としてはダウンザラインが打ち易い。
閉じている脇を空けながら打つから精度が高い。
フラットだしクロス方向に打つのは難しいしメリットが少ない。
漠然と感じていたのだが両手バックの形でメディシンボールを投げてみてわかった。
脇を閉じていると全くメディシンボールを飛ばせない。
脇をフォアのようにガン空けするとメディシンボールも飛んで行く。
左脇は空けるべし
バックハンドいけてないポイント2
『腕を鞭のように使うイメージ』
従来のイメージでは伸張反射を使って鞭のように撓らせるイメージ。
ラケットヘッドを立ててテイクバック
↓
股関節が廻るきっかけでラケットヘッドが落ちる
↓
落ちたラケットヘッドが起き上がる反動でスイング
これをバックハンドでやろうと思っていた。
しかしながら上手く行かないワケであって、脇を空けて練習している時に気づきがあった。
「むむむ?今のは腕が棒のようになっていたけど良い感じで球が飛んでいったぞ?」
脇を空けることでスイングの回転半径が大きくなり、そのエネルギーが棒によりロスなく伝わった感覚。
その翌日に脇を空けて鞭ではなく棒をぶつけるイメージでテニスをしてみた。
ガッツリと6時間タイマンでシングルスをした結果、頗る良かった。
鞭のように伸張反射を使うイメージに比べて確実に下から上へのスイングが出来る。
伸張反射の鞭イメージだとラケットヘッドが落ちるのを右手が邪魔をする。
想定よりもヘッドが落ちずにボールを打ちにいってしまうためカスい当たりになり易かった。
これが無くなって下から上へスイングし易くなった。
だいたい6時間もシングルスをしているとアップダウンがある。
サーブもアップダウンがあり、フォアも疲れから足が動きにくくなり、集中力も落ちる時間帯があり打点へ入るのが疎かになったこともあった。
ただバックハンドは当社比でとても良かった。
苦手だったクロスに深いボールで展開できて、攻めさせないラリーが出来たと思う。
まだ一日しかやってないからタマタマかもしれないけど、今後に大きな期待が持てる。
今回のブレイクスルー
両手バックハンドは左脇をガン空け
肩から先は硬くて重たい棒をぶつけるイメージ