テニスで生きています

テニスしか生きる楽しみが無いJDのブログです。

ブレイクスルーは突然に220712

前回のブレイクスルーでスピンサーブのラケット入れる形を考え取り組んでみることとした。

このイメージでやってみた。

すると前の下側に入れる場合よりも当たる確率があがった気がする。

当たりも良い。

 

そんでふと思い立ってロジャーやマラット大先生パターンも試してみた。

かなりトップ気味でボールを捉える。
なんかフレームに当たりそうなんだがこれの具合が良い。

一番良いと感じるのが詰まり難くなった。

真ん中あたりで捉える意識だと、ちょっと遅れた時には打点が近くなり過ぎて詰まってしまい、カス当たりになる。

大先生達のようにトップ気味がデフォルト意識だと、ちょっと打点が下がってもまだまだ十分高い打点で打てる。詰まらないのだ。

そしてトップ目で打てた時のほうが明らかに球が飛ぶ。

こんな上でいいんかい?スイートスポットと違うくね?と思うんだが飛ぶ。

大先生たちがそうなんだから、そうなんだろう。

そんで何故こんなにも違うのかと考えると慣性モーメントの違いなのかなと思う。

もう慣性モーメントなんて忘れてしまったが、とにもかくにもrの二乗が効いてくる。

単純にラケットだけを考えると真ん中で捉えた場合のr=51.64cm

対して大先生達のトップ目だとr=60.32cm

rの二乗を考えると大先生は139%の大きさの慣性モーメントとなる。

中心軸を手首、肘、肩、体軸中心異なると当然 r も異なってくるのだが。

 

実際の体感も39%アップくらいを感じる。

39%アップって言ったら100km/hrが139km/hrだから大きな違いだ。

大先生方の打点でこれは完全にブレイクスルー

・トップ目で捉えて詰まり防止

・慣性モーメント爆上がりで40%アップ

 

真ん中で捉えようとしていたら日曜日に上手く行かず、終盤でトップ目打ちに気づいた。

トップ目打ちは効果絶大に感じたのだが、あとは再現性だなぁ。

 

続いてバックハンド。

こんな風にラケットの真ん中のエッヂ側からボールを入れるイメージ。

ミニストロークは非常に良い。

けれどもロングラリーになるとボールを飛ばせなくなってくる。

さらに相手の球が強い場合は上手く返せるのに、相手の球が弱いと全然上手く打てない。

手打ち感が強くなって球が飛ばせない。

ショボイ球をよりショボくしか返せない。

相手の球威を利用しないと返せないのだった。

あとは相手の球威がある場合は無意識に下半身を使っているのだろうけど、相手の球がしょぼいが故に無意識に使えない。

更には想像以上に球を懐まで呼び込んでカチ上げてやらないとボールに回転と飛びを両立させられない。

この懐まで呼び込んでやるというのが両手だと難儀の極み。

フォアのようにリーチが長くないから呼び込み必要量が非常に多くてしんどい。

跳ねるハードコートでこのざま。

もう相手の球がしょぼい時は全スラでいいんじゃないか?と思う程に。

 

そんでウインブルドンジョコビッチを見て思った。

めっちゃカチ打ってる。

ラケットヘッドを立てて構える

→左足の沈み込みと右足の踏み込みにリンクしてラケットヘッドが下がる

→下がったラケットヘッドが腰の回転でシャープに引張出されてパコーン

めっちゃリズミカル

 

今度は呼び込んでカチ上げるに取り組んでみよう。

フォアのナダル打ちくらいに呼び込むんだなぁ。

もう推進力はいらないからとにかく上に回転量多く打ち上げよう。